とりあえず初めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

Googleマップを疑って悪かった件

 

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突然、満員電車に乗りたくない、という気分になりました。

 

普段、私は職場まで路面電車で通っています。

路面電車の駅まで歩いて20分ほど。電車に乗って市街地に入り、最寄りの駅からさらに歩いて約25分。

全体で1時間の通勤時間です。

電車に乗っている時間は市電の時間表では10分ほどですが、所詮、田舎の路面電車です。天下の山手線ではありません。

待ち時間や、乗客の乗り降りのタイミングや、その他もろもろでだいたい10分から15分くらいかしら、という割にアバウトな時間です。

田舎の路面電車ですが、朝はそれなりに混雑します。

 

都会の痛勤電車での毎日を過ごしている人たちには、何を言っているんだ、とお叱りを受けちゃいそうですが、わずか十分前後とはいえ、やっぱり満員電車は嫌なもの。

特に雨の日の、びしょびしょに濡れた状態に加えて、じめじめと湿度の高い車内が、不快でないわけがない。

雨の日は、そうでなくても憂鬱なのに。

 

それで、ふと、全行程歩いてもいいのではないか?と思ったのです。

 

それに最近なんだか身体が重い、と思ったら体重が3kgほど増加しておりまして、このまま増えていくのはやばいけど、食べるのは楽しみなので、ご飯は減らしたくないし、と思っていたところでしたし。

 

自転車で、というオプションもあるにはあるのですが、通勤途中の道はほとんど車道と共通で、おまけに狭くて自転車向きの道とは言い難く、その上、当地は突然火山灰が降ってくる、という避けられない事情もある。

場合によっては帰り道は電車に乗る、という逃げ道も確保しておきたい。

それに、そもそも雨の日に自転車は、快適からは程遠いですし。

 

さて、我が家から職場のある旧市街地にアクセスするには、間に横たわる丘を越えるか、迂回しなくてはなりません。

迂回する経路は、国道沿いで車がひっきりなしに通っており、埃っぽくて、自転車以上に、歩行者に優しい道でもありません。

 

というわけで、消去法でいくと、丘を越えて行くルートになります。

一体、どのくらいの時間かかるのかね、と思い、グーグルマップにお伺いを立ててみました。

 

すると、1時間11分で着く、というご宣託が降ったのです。いやいや、それは、ないやろ。

 

最初はそう思いました。

だって、電車使って1時間ですよ。

11分しか違わないって、どんだけ歩くの早い設定なの?

 

総距離は約5.5kmです。

計算するとざっと800mを10分で歩く計算。これは早いのか、遅いのか?

それにね、行程には坂があるんですよ。結構な勾配の。平坦な歩きやすい道と違うんよ。

 

その一方で、1時間半を切るのであれば、歩いてもいいかもしれません。

幸い、歩くのは嫌いではありません。

 

一応、念のため2時間余裕を見て、試してみることにしました。遅く出勤して良い日を選んで、いざ出発。

疑り深く、出発前にストップウォッチを作動させ、所要時間も測ってみることに。

 

家を出てすぐ、最初の難関である長い坂を登ります。結構な坂道です。

軽く、どころではなく、真剣に息が切れます。ふうふう。。。

 

登り切ると所要時間は約20分。全体から見て4分の1くらいでしょうか。4倍してだいたい80分。まずまずの時間です。

 

そこから、トテトテと歩いて丘の尾根を進みます。住宅地だけあって、街路樹が植えられ、涼しい木陰の下を気持ちよく進めます。この辺りは春には桜が咲いて、なかなか見所のある通りです。

それから、登った時と同じくらい長い坂を下ります。ここは車道を外れて脇にある旧道へ。その方が車も通らないので、ゆったり歩けます。

ぼんやり歩いているうちに、いつのまにか市街地に入る手前の線路まで来ていました。あれ、意外と早い。

さらにトコトコと、職場まで。

 

結論から言うと、所要時間は1時間12分でした。なんと、グーグルマップ様の予言通り。

疑ってごめんね、君が正しかったよ。

 

1時間ちょっとなら、往復歩いても良いかもしれません。坂道があるので、カロリー消費も期待できそうです。

 

一旦帰ってから、また着替えてジョギングに行くとか、なかなか実行できないものですが、歩きなら私でも出来そう。

 

さすがに、真夏は照り返しがきついので、歩くのは辛いでしょうけど、雨の日などは、満員電車に乗らずに済む上に運動になる、と思えば悪くないかもしれません。

 

その日は帰りも頑張って歩いて、体重も1kgの減。これは単純に水分が減っただけ、だとは思いますが、でも嬉しいことは嬉しい。

 

毎年、梅雨時は憂鬱になるので、レインコートを新調するとか、傘を買うとか、何かしら新しいものを投入して、少しでも楽しみを持つようにしていたのですが、緊縮財政のおり、運動にもなってお金も節約、の新しい方法として試してみよう、と思います。