とりあえず初めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

おひとりさまの終活〜を読んで

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終活をテーマにこつこつ読んでいます。

こちらは、ノンフィクションライターがご自分のためのガイドブックのつもりで書かれたという終活の本。

女性の著者だけあって、女性目線の終活本。

 

上野千鶴子よりも、具体的に、頼るべき公共機関や制度が解説されています。

2011年発行なので、載っている情報はいずれ古くなっていくと思いますが、こんなサービスがあるんだな、という知識を持っておくのに役立つと思いました。

 

知らなければ、利用もできないですものね。

 

一通りの年金とか、介護保険とか、老人ホームや、自宅介護の話は飛ばし読み。

この方も、できる限り働いて収入を得ることを推奨しています。

やっぱり、生きている限りは働かねばならぬらしい。

やれやれ。。。┐(´∀`)┌

 

私にとって勉強になったのは、最後のお葬式やお墓の話。

 

私自身は献体するつもりだし、遺族の懐具合で、お葬式は好きにやってもらえばいいや、と思っているのですが、やっぱりお金のことだけでなく、宗派とか戒名とか、細かく言っておいた方が良さそうです。

 

具体的には、身内だけの家族葬直葬で、できるだけお金はかけない。もちろん戒名なし。ということでお願いしたい。

残された人たちが、面倒臭い思いをしないで済むようにしたい。

 

お墓だって、先祖供養がどうのこうのと言ってくる、自称霊能者みたいな人につけ込まれないよう、ちゃんと言っておかなきゃね。

ちなみに私は、

”散骨でいいよ。そん時は、海に撒いといてね”派です。

 

祖母は献体したので、実際に納骨する時までは、と戒名をつけずにいたました。

ところが義姉と姑が、信心しているお寺さんから「そんな不孝なことはしてはいけない」と言われたとかで、私も相方のおじさんも知らないうちに、勝手に戒名をつけられていました。

 

後から取り消すことはできないそうですね。

ただ、追加のお金を払えば、新たな戒名にすることはできる。

そう言われて、そういうものなのか、仕方ないな、と思ったのですが、良く聞くと、その場合は一段格が高い戒名になるので、そうすると今後は祖父の戒名と格が合わなくなる。

釣り合わせるためには、そっちも変えないといけなくなるから、またお金が要ると。

その上、父の方が先に亡くなっていると聞くと、息子である父の戒名も変える必要があるという話に。もちろん、その場合もお金が要ります。

 

そもそも、そのお寺はうちの菩提寺ではありません。

なんだか、感じが悪くなってやめました。

 

というか、その前に母親が激怒しました。

嫁である母にしてみれば、一番の身内である母を差し置いて、娘(私)の婿の姉が、それほど近い身内でもないのに勝手に何をする?という、まあ、確かに筋が通った怒りです。

 

そのお寺の庵主さんに、お断りの件を伝えた時、表面上はにこやかでしたが、

「あなた達にはお子さんがいたわね、確か二人。どちらのお子さんもよーく覚えていますよ。先々、問題が起きないよう、くれぐれもお気をつけなさいねぇ」

と意味ありげに言われたのも、すごく感じ悪かった。

 

ほっといてよ、って感じです。

 

そもそも、今の貴女の不幸は先祖供養が足りないから、という教義のお寺さんらしいです。

家族やご先祖を大事にしなさい、と教えるそうで、信者に主婦が多いらしい。

 

義姉と姑がとても熱心に信仰していて、時々、従兄弟のお兄ちゃん達と一緒に、うちのおすねかじり虫達も、講話を聴きに連れてこられていたようです。預けていた間にそういうことになっていたとは。

 

義姉も姑も、嫁ぎ先の家族関係とか、舅のことなどで、色々苦労があったらしく、多分、辛い時にはこういうお寺さんにすがるしかなかったのだろうな、と理解できなくもないのです。

 

二人とも私にはとても良くしてくれるし、こんなことで揉めたくはなかったので、結局、我が家としては、祖母は戒名なしなのだ、ということにしました。

幸い祖母は、あまりそういうことにこだわらない人でしたし。

 

義姉と姑には、不孝者の私たち夫婦と及びその子孫が、この先、先祖から祟りを受けないよう、代わって戒名をつけておいてあげたのだ、という自己満足を味わっていただいた、と思うことにしました。

 

とりあえず、お葬式関係のごたごた回避は、できるうちにしておいた方が良さそうです。

あとは毎年、綺麗な格好して遺影を撮っておくこと。それから、家系図を作ること、かな。