必殺床置き人 ※猫は無実
普段のお掃除は、掃除機かけてそのあとクイックルワイパーで、ざっと拭き掃除。
たま〜にやる気がある時は、雑巾でしっかり拭き掃除します。
雑巾にアロマオイルを数滴垂らすと、拭いた後に、ほのかに爽やかな香りがして気持ちいい。お掃除気分が盛り上がります。
気分はカリスマ主婦♪
掃除機部分はルンバくんにお任せしてます。
数年前に、周りにルンバ使いが出現し始め、聞いてみるとなかなかに便利なようで、試しに楽天で三割引セールで購入。
使ってみたらば、確かにとっても便利。
以来、毎週。。。毎日ではない(汗)。。。
活躍してもらっています。
でも、ルンバくんがお仕事をするには一つ条件がある。
それは、床の上に余計なものが無いこと。
いえね、ルンバ使用の有無に限らず、お掃除の必要十分条件ですよね、これって。
そして、床の上に物がないと、多少掃除に手抜きをしても、片付いて見える、という利点も、ルンバ推しの大きなポイントでもあります。
しかししかし、しかしです。
我が家には、相方のおっさんという、やたらと床に物を放置する人間がいるのです。
まさにルンバの天敵、ともいうべき存在。
とにかくおじさん、家に帰ってまずスポーツバッグ、仕事用のビジネスバッグ、着てたけど暑くて脱いだ上着、などなど、すべからく床に置く。
置くところはね、ちゃんとあるんですよ。
それも、家の奥の奥のクローゼット、みたいな置きにくいところではありません。不詳、虫子が考えに考えた上の、家で最も置きやすい所。
それは、リビング入ってすぐの棚。
扉も付いてないオープンタイプ。
荷物は肩から下ろして、そのまま突っ込めばいいようにしてある。
収納の先生にだって褒めてもらえる、と思うの。
というか、ここより置きやすいところは、もう思いつかない。
なのに、なのに、奴はいつもその真ん前の床におく。
なぜ?( ̄_ ̄|||)
ときには脱いだ靴下も、一緒に荷物の山の上に添えられていたりする。
勘弁してくれよ〜。
。。。Σ( ̄ロ ̄lll)
お風呂場の前の床にだって放置、放置&放置。
ズボンなんてね、脱いだそのままの形でパンツもイン。透明人間がそこにいるのかと思いますよ。
何度、やめるように言っても『えー、そんなことしてないよ。たまたまでしょ』とのたまう。
いやいやいや、たまたま違うから、いつも、だから。
だけど、仕事で疲れて帰ってきたであろうおじさんに、いちいち指摘するのも角が立つし、とその場ではぐっと堪えてしまう私。
こっちも疲れてたりしたら、言い争うのも気分悪いし。
それにね、どうも最近、怒るのも結構エネルギーがいるんですよ。
だから大抵は、黙って拾って然るべきところに片付けてます。
もうね、きっとこの人は生まれて間もない頃に、邪悪な妖精に”絶対に物を床にしか置けない”ようになる呪いをかけられたのだ、と思うことにしてます。
そして、その呪いは百年経たないと解けないとか、無言の行とセットで荊の帷子を編んで着せるとかしないと解けないの。
でもって、私は奴の呪いを解くために、そこまでしてやる義理はない、と思っているのでした。
それでも子虫たち達がいる頃は、私以外はみんな、床置きタイプ人間だったので、掃除機をかける前には、まず床に置かれたあれやらこれやらを、どかして掃除機をかけるための床面を出すのが、一苦労だったものです。
だから、その頃に比べれば、ずいぶんマシになってはいるのです。