服といえば、
服といえば、そうそう、ここんとこ毎年京都に行ってます。
京都が好き、なわけでは全然なく、たまたま家族の用事がそっち方面で、あれこれあるもので。
日本史は苦手だったし、寺社仏閣にはそれほど興味がある方ではなく、京都というと、女優さんとか、作家さんとか、意識の高い女子が好む町、という先入観があって、なんとなく嫌厭していました。
だいたい京都の人ってイケズって言うじゃないですか。
なんか怖い、イメージで。
近づき難さは、相変わらずなのではありますが、京都に行くとSOUSOUの服が買えるので、最近は京都に行くのが楽しみになってます。
SOUSOUとの出会いは、やっぱりネット。
ちょうど、シンプルライフとか、ロハスとかそういうものに興味を持ち始めて、ネットで色々検索していた頃のこと。
とあるページにSOUSOUの広告が。
お店のホームページへ行って見ると、モデルさん達が楽しそうに着ているのは、ちょっと変わった服でした。
着物、ではないけど、普通の洋服とはまた違う、かと言って、妙に「尖ってます」感でもないデザイン。
でもね、その時は、若い人向きのファッションよね、って思ってました。
だって、モデルさんは、皆さん若い人たちばっかりでしたし。
(後で、知りましたが、全員お店のスタッフさんなんですよね)
まあ、Vネックのカットソー(ここではジバンと呼ばれている)とか、裾の長めのワイドパンツ(広形モンペという)なら普段の服に取り入れられるかしらね、くらいな感じ。
そろそろスリムのスキニージーンズが、辛くなって来ておりました。
ほっそり感を目指したいけど、楽な着心地が欲しいならストレッチ素材が嬉しい。
でも、ストレッチ素材は、場合によっては身体のラインの嬉しくない凸凹を拾ってしまう。
かと言って、しっかり素材は、立っているときはお腹のぽっこりを抑えてくれるけど、かがんだり座ったりすれば、今度は、それがお腹に食い込む。
だからもう、スキニージーンズは履けそうない。
けど、チビの私にゆったり系のワイドパンツは辛いものがある。
しかし、転倒も怖いお年頃だから、たとえ脚長効果が期待できるとしても、厚底サンダルは危険です。
一方で、スカートは私の場合、見えてしまうふくらはぎの形がいまいちだし、それにパンプスやストッキングは、今更履きたくない。
本当、服って悩みが深いです。
そこへ行くと、SOUSOUの服は、布の落ち感やドレープで、体型の見せたくない凸凹をうまくカバーしつつ、身体の丸みを自然に可愛く生かしてくれていました。
コンセプトが、日本人の体型に似合う装いを。
と言うのも好感度よし。
アラフィフのおばさんですけど、無地や地味な柄を選べば大丈夫かしらん?
でも、いきなりネットの情報だけで買ってしまうのは、リスクが高すぎる。
興味はあるけど、手が出ない、という状況でした。
そして、たまたま京都に行くこととなり、せっかくの機会だからと、思い切ってお店に行って見たのでした。
そしたらば、意外と、私と同じような年齢層のおばさま達が結構いらっしゃる。
それも、皆おしゃれ。
そしておしゃれをすごく楽しんでいらっしゃる。
実際に着てみると、着心地はいいし、シルエットも悪くない。
色使いや組み合わせに、楽しさが広がりそうで、すっかりはまってしまいました。
帰ってからも、ネットで、こつこつ買い集めては、今までの服を処分していきました。
今では、服はほとんどSOUSOUになってます。
SOUSOUは、基本デザインはほとんど変わらないのに、柄や、色の取り合わせで、毎シーズン新しいものが出てくる。
その度に素敵で、本当に楽しい。
けど、お財布には厳しい。
HPで紹介される服はどれも素敵で、実に悩ましい。
お金があれば、全部買いたいのに。
いやいや、ミニマリストを目指すなら、絞り込んで、厳選されたアイテムをコーディネートしなくては。
お財布と相談しながら、色々悩んでます。