アーリーリタイア、セミリタイア〜他所のお国事情
老活関係の記事をあれこれ検索していると、セミリタイアとかアーリーリタイアとかいう言葉をよく目にします。
ところで、実際のところセミリタイアって何?
アーリーリタイアって?
日本でははっきりした定義はないみたいですね。
使い方としては、
アーリーリタイアが、公的年金をもらう前に仕事を辞めること。
セミリタイアが、仕事は完全に辞めるわけではなく、働く時間は減らしつつも、なにがしかの収入を働くことで得ながら暮らすこと。
になるみたい。
アーリーリタイアしている方のブログを見ると、完全に無収入で、貯金なり遺産なりを切り崩して生活している。
という生活ではなくて、株だったりアフィリエイトだったり、不動産収入だったりで、何かしらの収入は得ているみたい。
もちろん、ものすごく貯金があるとか、遺産があるとか、宝くじに当たったとかで、全然収入がなくても暮らしている人もいるのでしょうし、みんながみんなブログを公開しているわけではないでしょうから、私が見つけたのはあくまでも、一部の人達にすぎません。
株や不動産など、一般には不労所得と言われてはいるけれど、完全に何もしなくても手に入る収入、というわけではない。
と考えると、セミリタイアとどう違うのだろう、という気もします。
フルタイムでないけど、雇用されていてお給料としての収入があるのがセミリタイアで、雇用されていないけど、収入があるのがアーリーリタイア?
でもそうなると、お家で起業している人とか、フリーライターさんとか小説家はどうなるんだろう?
考えていくと、だんだんわからなくなっていきます。
ともあれ、どちらも外来語っぽいので、元々のお国(つまり英語圏)の人たちはどのように使っているのかしらん、と興味が湧いて調べてみました。
まずは言葉の定義から
Definition of semiretired
: working only part-time especially because of age or ill health
年齢や病気のせいで、パートタイムで働くこと。
(Merriam-Webster)
:Having retired or withdrawn from employment or an occupation but continuing to work part-time or occasionally.
雇用されていない、または事業から引退しているが、非常勤での仕事や不定期な仕事はしている状態。
(Oxford)
ウェブスターの方は、ちょっと身も蓋もないような気がします。
オックスフォードの方がわかりやすいかな。
アーリーリタイアについてはどうでしょう。
ウェブスターには載っていませんでしたが、オックスフォードによると、
The practice of leaving employment before the statutory age, especially on favourable financial terms.
法的退職年齢に達する前に、良好な経済状況により退職すること。
(Oxford)
日本語で使っているのと、そう違いはなさそうです。
では、実際に外国のセミリタイアさんやアーリーリタイアさんはどのような人たちなのでしょう?
外国の事情と言いつつ、外国語は英語しか読めないので、どうしてもアメリカをはじめとした英語圏のブロガーさんが対象になりますが、あれこれ、つまみ読みしてみました。
その結果は、また明日。