続 アーリーリタイア、セミリタイア〜他所のお国事情
さて、アーリーリタイア、セミリタイアのお国事情を、英語圏のブログで見てみました。
参考にしたのはこちらのブログ。
ブロガーさんのお勧めの、アーリーリタイア・ブログが挙げてあります。
この辺から始めてみたらいいのかな。
どれどれ、とつまみ読みしてみました。
百万ドル(だいたい日本円で1億1000万円ですかね)ためて旅行に出たカップルとか、地道に投資と不動産収入でリタイアメント生活に入った家族とか。
どのブログも、とにかくリタイア生活に入りたいと思ったら、まずは生活費を下げること、投資その他で資金を貯めること、を強調しています。
この辺は日本と事情はあまり変わりません。
やっぱり、それが王道なんでしょうね。
中には、自分は仕事をしていないけど、奥さんは仕事していて、その収入だけで暮らせてるという人も。
そう言うのは、日本ではヒモとか、髪結いの亭主、とか呼ぶのだけどねぇ。
と、思いつつ、男性だけが働いて家計を支える、と言う考えは捨てようと、かの国の人も思い始めているのだな、と思ったりして。
リタイアしたい、と思ったきっかけも、日本とあまり変わりません。
自分の人生を、仕事だけに拘束されて終わるのは嫌だ、と思う人はどこにでもいるようです。
面白かったのは、子供ができたとか欲しいからとか、家族が一緒に過ごす時間を、もっと持ちたいと思ったから、リタイアに踏み切った、と言うカップルが結構いたこと。
若いうちにリタイアした人に多いようです。
独身でリタイアを目標にする、と言うより、カップルで支え合って頑張る、と言う感じのブログが目立つこと。
仕事を辞めでもしないと、家族と過ごす時間が取れない。
そんなサラリーマン事情は、海の向こうでも同じようです。
ネットにも、アーリーリタイアを希望する人のための、アドバイス記事が結構ありました。
内容は、ほぼ日本と同じ。
目標を立て、生活費を抑えて、貯金と投資を地道に続けましょう。
と言うことが挙げられています。
ただ、アメリカの場合、リタイアにあたっては、まずは医療保険のことから考えないといけないらしい。
どこの医療保険に入れるか、から調べて計画をしないといけないのだそう。
保険の種類によっては、受けられない治療もあるから。
オバマケアもあるけど、他にもいい保険はあるよ、と書かれていました。
日本でも、歯列矯正とか、保険適応外の治療はあるけど、大抵の治療は、どこでも同じように受けらる。
こんな時、やっぱり日本は恵まれているのかな、と思ったりして。
ちなみにアメリカでは、アーリーリタイアとは65歳より前にリタイアすること、だそうです。
理由は、公的年金支給年齢が65歳だから。
日本も、定年後も65歳までは雇用確保する流れになってきているので、60歳で引退したら、もうアーリーリタイアと呼ばれる身分になるのも、そう遠くはないかもしれない。
とはいえ、やはり主流は55歳くらいでのリタイアだそう。
そして収入は不動産か、投資でカバーが普通みたい。
いきなりリタイアして無職になるよりは、まずは仕事を減らして、徐々に、リタイアに持っていくほうが、良いとも書かれていました。
やっぱり、フルタイムで働いていた人が、急に無職になると、することがなくなって精神面のバランスが崩れることがあるらしい。
それに、経済的にもそのほうが余裕があるので、お勧めだよ、と言っています。
若いうちにリタイアした人は、配偶者がフルタイムで働いているか、お家ビジネスをしている人が多いようです。
これは、どちらかと言うとセミリタイアになるのでしょうけど、ブログではアーリーリタイアと言っている。
結局、あちらでもあまり厳密に分けて考えていないみたいです。
フルタイムで働くか、そうでない働き方で、暮らしているか。
そう言うことなのかもしれません。
以上、海の向こうのアーリーリタイア、セミリタイア事情でした。
ブログは、どれも読みやすくて面白かったので、英語の勉強も兼ねて、こつこつ読んでみようと思います。