とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

日本の古建築 美・技術・思想 &ここが見どころ古建築〜を読もうと悪戦苦闘中

ひょんなことから、奈良に行くことになりました。
この週末の三連休です。

と言って、日本史に興味があるわけでなく、観光にもそう興味があるわけでもない。
お寺と神社の区別もようつきません。

だけど、ホテルも航空券ももう支払い済み。
ということで、元京都住民の姫虫に相談したら、この本を読みなさい、と課題を出されました。
しかし、出発が近づいているというのに、まだ読み終わらない(泣)。

日本の古建築 美・技術・思想

早稲田大学の元教授がお書きになった本です。
副題の通り日本の有名な建造物が、法隆寺に始まり古代から中世を経て近代まで取り上げられ、その美や技術や思想が述べられています。

硬いです。
専門的です。
もう、最初の方の法隆寺を読むだけで、息切れしてます。

「身舎は中央間一間と脇間二間とで、三間柱間である。柱の上には大斗があって、肘木が載る。そして組み物が柱の中心から一手、二手、三手というふうに出ていて、これを「三手先」という。この三手先組物を横から見ると、システム化が萌芽的に進み、組物の形式化が始まっているのが読み取れるけれども、まだ頑強な力の流れも現れていることがわかるだろう。」

日本語だよね? これ。
単語、単語は読めるのです。
てにをはもわかるのです。
漢字もそこはかとなく意味が伝わる。
でも、何を言っているのかさっぱり(==;)

さらにさらに、専門用語と思しき単語が容赦なく出て来ます。
建築関係の学生さん向けです。
一行読むたび、目眩と眠気に襲われます。
もう、見に行かなくてもお腹いっぱい、な気がして来ます。

ブラタモリみたいに、どこぞに親切で、博学で、説明好きで、誰にでもわかるように解説してくれる方は、居ないのだろうか?
な、訳ないよね。
無理だよね。

息抜きになるかと、念のため、もう一冊購入しておいた。

ここが見どころ古建築

こちらは、裏ネタっぽい話が載ってます。
ワタシのような無知な観光客向け、だと思います。
こっちを読んで、とりあえず見どころだけでも見てこようかと思います。

思想云々は、帰ってからゆっくり読もうかと思っています。

だって、どうやら土日はしっかり台風が本土を直撃する模様。
予習してても、観光どころじゃないかもしれない。
と、思ったら、もうすっかりやる気無くしているのでした。

良いのさ、建築なんて雨風防いでくれて、そこそこ快適ならば。
そこに思想とか、美しさは求めないのさ。