とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

小屋が流行っているらしい

テレビを見ていたら、小屋が流行っている、という話をやっていました。

www4.nhk.or.jp

「小屋ねぇ〜」と家事をしながら、ちらちらとながら見をしていたのですが、定年退職後に居場所のないおじさんが自分の居場所を作るとか、在宅ワークをしながらケーキ屋さんを始めた主婦の方とか、割と現実的。

ケーキ屋さんは鹿児島の方でした。
しかも、うちの田舎の近くだわ。
行ってみたいな。

若い人でも、小屋暮らしを始める人が増えているそう。
小屋族というそうですね。
世界的にもブームなんだとか。
いくら頑張って長時間働いても、一向に暮らしが楽になりそうもない時代、いっそ出費を減らせば、その分無理して稼がなくて良いし、その方がある意味、余裕のある暮らしができるんじゃない?
色々たくさん持たなくても、十分良い暮らしはできる。
そんな風に考える人が増えているようです。

小屋だとスペースが狭い分、持ち物を厳選しないといけないから、必然的にミニマリストになれそうです。
生活費が少なくて済むので、収入も無理して増やさなくて良い=仕事を選べる。
仕事のストレスから解放される。
などなど、良いこといっぱいありそうです。
実際、小屋暮らしを決断したという、テレビの取材を受けている人たちは皆、にこにこして幸せそうでした。

でも、まだ一般的な暮らしかたではないので、色々と捨てないといけないものもありそう。
それに、いくら小屋だから土地がなくても、建てられる、とはいえ、やっぱり土地はある程度必要。
煮炊きをするのに、狭い小屋の中ではできないので、外、となると煙も出るし、都会ではちょっと無理そう。
実際の小屋族の方は地方のほとんど過疎地みたいなところで暮らしているよう。
小屋自体は5坪くらいだけど、土地は80坪くらいありますもの。
そして自作の小屋だと、耐久性とか防寒も心配。
台風や、大雨の時とか大丈夫かな?

一時的になら、都会暮らしだとなんだか精神的に疲れてしまい、なぜこんなに疲れてしまうのだろう、と思ってしまうような人は、試してみると良いかもしれません。

小屋だから、初期投資はそれほどいらなそうですし。

一方で、定年後に暇をもてあますようになったら、小屋を建てて自分だけの空間を持つのは、楽しそうです。
小屋でなら「麻雀でもなんでもしても別に良いよ」と言ってあげられそう。

だいたい、家の旦那様族が鬱陶しいのは、奴らは散らかすだけ散らかしてそのまま放置するから、なのです。
注意すると「あとでやるから」とか「まだ使うから置いておいて」とか言うし。
そして家にいたら、色々構ってあげないといけないでしょ。
自分だけの場所を確保して、そこに閉じこもってくれていたら、面倒を見なくて良いから楽、だと思います。

とはいえ、うちは猫の額のような土地に目一杯建てているので、おじさんがもし「小屋を建てたい」と言い出したら、どうしよう。
建てられるのは、せいぜい犬小屋サイズの小屋、になりそうです。