とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

相方のおじさん家に寿案件

今朝はひどい二日酔いで目が覚めました。
久しぶりです。

昨夜は、甥っ子二人が鹿児島に戻って来て、相方のおじさんとみんなで日付が変わるまで飲んでいたのです。
なぜかというと、甥っ子のお兄ちゃんが、この度、婚約者を連れて挨拶に帰って来たから。

相方のおじさんには、八つ離れたお姉さんがいる。
そのお義姉さんとこには、二人の男の子がいて、どっちもなかなかに優秀で、今や一流企業のエリートサラリーマン。
ただし、二人とも三十路をすぎてまだ独身。
弟君の方は、中学の頃から「バレンタインデーにはチョコレートの処分に困るんだ」というモテ男くんなのだけれど、えてして世の中そうであるように、お兄ちゃんの方は奥手で、ずっと女っ気なしの人生でありました。
そしてお兄ちゃんに遠慮して、結婚を伸ばしているうちに、待ちくたびれた彼女に逃げられてしまう、ということを繰り返している弟君。

五月の連休に一族で集まって先祖のお墓詣りに行った時、お義姉さんからは
「もう、鹿児島出身とかこだわらないから、早く嫁をもらってくれ」と、
弟君からは
「もうさすがに俺も、兄ちゃんが決めるのを待つのはやめたから」と、
と言われてしまった、お兄ちゃん。

今まで何回もお見合いもしたけど、一向にうまくいかなかったったお兄ちゃん。
一度などは、写真と履歴書段階でドタキャンされてしまったお兄ちゃん。
彼女いない歴=実年齢だったお兄ちゃん。
そのお兄ちゃんに、ついに春が来たのです。

これを祝わずにはいられましょうか。
というわけで、義姉夫婦と家族一同の挨拶を兼ねた会食の後、今度は私たちと合流して祝い酒、ということになったのでした。

彼女さんは6歳年下の28歳。
なんと平成生まれでした。
もうすぐ終わってしまう平成。
そうなると昭和なんて今の明治と同じ扱い、なんだろうな。
昭和は64年も続いた、稀に見る長期元号ですから、昭和一桁のじいちゃんなんて、もう感覚的には江戸時代、かも?

小学校の先生をしているという彼女さんとは、紹介所を通して知り合ったそう。
昨今は、仕事をしているとなかなか出会いがないのはどこの職場でも同じ事情みたいです。

いきなり知らない土地にやって来て、めちゃくちゃアウエイな状態で、将来の義理の両親と食事をしたりと、疲れているだろうに、頑張って”かごんまのぼっけもん”達に付き合ってくれました。

そして、結構お酒も強かった。
合流してあっという間に、ワインが三本空きました。
私たちはその前からすでに、かなり飲んでいたので、ほとんど彼らが開けたようなものです。
これなら、鹿児島でもしっかりやっていけることでしょう。
と、言いつつ、実は三人姉妹の長女さんとのこと。
ご両親は将来は同居希望で、家の隣に土地ももう用意してあるとか。
マスオさん確定のお兄ちゃん。
鹿児島にはもう帰ってこないんだろうな。
でも古来から、夫が妻の家にお世話になる形式の方が、日本では幸せになれるらしいよ。
実は逆玉婚かもよ。

九州新幹線も通ったから、鹿児島だってそんなに遠くないしね。

とりあえず、おめでとう。
末長く、お幸せに。