とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

高い城の男〜第4話

3話の終わりで、太田(と私が勝手に名付けた賞金稼ぎ)に追い詰められ、倉庫に逃げ込むジュリアナ。
危機一髪のところで、ジョーに助けられます。
道端で靴磨きをしている少年が、思わぬところで彼らを助けてくれます。
太田(と私が勝手に名付けた賞金稼ぎ)の行動に不快感を持っていたからでした。
だって大田ってば、本屋の主人の指は切り落とすわ、死体をわざと吊るして見せしめにするわとやりたい放題。
でもこの靴磨き君も、最初はこずかい稼ぎに大田に近づいてたりと、根っからの良い人ではない。逆にあてつけにジュリアナ達を助けたりしてるあたり、人間描写の奥が深いドラマです。


最後の協力者である、店の主人に会うため彼の家に向かう二人。
そこでジュリアナは店の主人が、高い城の男にフィルムを渡していることを知ります。
彼はフィルムがナチスを倒す武器になると信じて回収する仕事をしているのでした。
渡す相手は高い城の男。

いよいよ真打ち登場か?

『私が直接渡す』とジュリアナ。
よし、直接対決だ!!

ジョーは上司であるスミス大将に連絡を取り、高い城の男に会えたら、その場で射殺するように命令されます。
話は急展開か??

ところが、山奥に連れて行かれた挙句、あっさりフィルムを取り上げられてしまいます。
ジョーは危うくスパイだとバレて殺されかけますが、トラックの底に隠されていたフィルムを渡して難を逃れます。
山中に置いてけぼりのジョーとジュリアナ。

なんとか太田(と私が名付けた賞金稼ぎ)を巻いて、街に戻るジュリアナとジョー
ジュリアナとジョーの偽装事故に騙されて、去っていく太田。
ここでやられてしまわないということは、またどこかで出てくるのかもしれません。ちょっと楽しみだな。
ジュリアナは、ナゾを解くまで街に残るつもりでした。
だよね、すっきりしないもん。

ところが今までの事情を説明しようとフランクに電話をかけると、出たのはエド
フランクが大変なことになっている、と聞かされて、戻る決心をするジュリアナ。
タイミングよくバスがやってきます。
ジョーに事情を説明する時間もなく、バスに乗るジュリアナ。
携帯もない時代だからね〜。
こういう時不便です。

一方フランクは、独りぼっちで自暴自棄になり、とうとう皇太子暗殺を企てます。
ローンウルフってやつですね。
やっぱり、一人でぐじぐじ考えているといいことないですね。

銃弾を手に入れるために、古美術商の店を訪れます。
おおっ、ここでまさかのロバート・チンダル氏登場。
梶浦夫妻も一緒に、登場です。
これは想定外でした。
てか、ほとんど忘れてた。
チンダル氏は、想像していたのと違って上品なおじさんでした。
私はなんとなく、でっぷり太ってベルトの上にお腹が乗ってて、汗を年中汚れたハンカチで拭いてるような白人のおじさんを想像してました。
原作の設定でも、日本にまで名を知られる高級店の経営者なので、こっちのチンダルさんで正しいのだと思う。

このチンダルさん、色々もったいぶるわりにはあっさり銃弾をフランクに売ってくれます。
購入者の名前も、別人で登録してくれたりして、妙に協力的。

さて銃弾を手にいれたフランク。
止めようとしたエドにいっときは銃を奪われ、一発撃たれてしまいますが、取り返すと、皇太子の演説会場に向かいます。

いよいよ皇太子を撃とうとしたその瞬間、銃声がして倒れる皇太子。
フランクはその場から逃げ出して、第5話に続く。

このシリーズ。
各エピソード内で、ジュリアナ、フランクのいるサンフランシスコ、ニューヨークのスミス大将と三つの場所での出来事を見せてくれます。
48分の時間内に三箇所なので、けっこう忙しない。
第4話では、ニューヨークのスミス大将のところは大して進展が見られません。
律儀にスミス大将が狙撃犯を捜査したり、部下のコナリーをいびったり、ジョーに指令を出したりとそれなりに忙しく働いてはいますけど。

この先の展開が楽しみです。