とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

高い城の男〜第5話

サンフランシスコに戻ってきたジュリアナ。
迎えるフランクはどこが様子がおかしい。

勝手に出て行ったからおこなの??
それも激怒こ?

実家に帰ると、自分が不在だった時のことを聞かされ、愕然とするジュリアナ。
慌てて家に帰ると、フランクに泣いて謝るジュリアナ。
でも、フランクとの間にはすでに溝ができていました。

さて、狙撃された皇太子はなんとか一命をとりとめたものの、危険な状態が続くらしい。
警備隊長は責任をとって切腹
するんかい。
アメリカ人はよっぽど切腹に憧れを抱いているのでしょうかね。
憲兵隊長の木戸も、犯人を見つけられなければ切腹する覚悟だと部下に告げます。
いやいや、日本人てばあっちの世界でも社畜です。
そうしてアメリカ人にもそういう風に、見られているんだな〜。

現場で、フランクが落としたネックレスを拾う田上通商大臣。
なぜか、ポッケにしまって私物化している。
これは何かの伏線だな。

さてそんな中、田上通商大臣とバイヌスは、こそこそと何かしらやっております。
彼らは彼らで、世界大戦を防ぐためのスパイ活動を行なっているらしい。
封鎖された現場での身体検査を逃れるため、マイクロフィルムを飲み込むバイヌス。
彼は本名はウェゲナーというドイツ軍のスパイでした。
疑われ軟禁状態のバイヌス(=ウェゲナー)は、田上の助力で戒厳令の中、なんとかニューヨークに脱出します。
その際に、当初の目的だったマイクロフィルムを志村科学大臣に渡すことにも成功。
ちゃんとトイレからマイクロフィルムを手に出てくるウェゲナーの姿を入れるという芸の細かさ。
でもさ、洋式トイレで回収するのって難しそうだよね。

一方、ニューヨークに戻ったジョーは、スミス大将に尋問されます。
そりゃ、だいぶん任務を逸脱して、いろいろやってたしな。
でも、なんとかジュリアナのことは隠し通して、仕事に復帰。

憲兵隊に探されていたことを知らされたジュリアナは、自ら出頭。
微妙に怪しまれながらも、行方不明になった妹を探しに行っていたと説明し、なんとか無事に開放してもらえます。
それどころか尋問の際にランダル・ベッカーの名前を知り、ランダルの家に行くジュリアナ。
レジスタンスの一人と会うジュリアナ。
懲りてないと言うか、状況がわかってないと言うか。
もちろん、ランダルの家は捜索が入って人はもぬけの殻。でも、そこにやって来たレジスタンスの女性に、日本政府ビルへの潜入を勧められます。
面接に行った帰り、田上通商大臣と出会い頭にぶつかり、フランクのネックレスに気がつきます。
これは次へのフラグ、だな。

フランクは妹ローラ(姉?英語だとどっちもsisterだもんね)と子供達の葬儀に出席します。
列席したのは日本人ばかり。
義理兄のビルはピノック(拝日派白人)なのでした。
ところで葬儀は仏式なのかな?
教会みたいなとこでやってますけど、提灯ぶら下がってるし、お焼香っぽいことしてるし、和洋折衷なんでしょうかね。
その葬儀に釈然としないフランク。
確かに個人の名前を間違われてるし、説教もフランクにはしっくりこない。
そこで、ローラの昔の上司だったという男性に声をかけられ、符牒のような言葉を囁かれます。


で、けっきょく誰もフィルムがなんなのか、わかっている人はいないみたいなんですね。
回収するというけど、どこから見つけてくるのかもわからんし。

フィルム自体は戦後のニュース映画で、内容はこっちの世界のもの(つまり日本とドイツが負けた世界)なのは、見ている私たちにはわかるんだけど、それがお話の世界でどういう意味なのかわからないのですね。
そもそも、なんでそれを高い城の男が回収したがるのか?
ドイツ軍が回収したがるのは、みんなが信じたら困るから?
でも現実は勝っちゃってるわけだし、気にしないでもいいんじゃないの。

高い城の男は、もしかしたらこっちの世界の人で、うっかり流出したフィルムの回収をしているとか。下手に混じって歴史が変わると困るし、みたいな感じで?
などなど、勝手に裏を考えたりして。
そうしてついつい、見てしまうのでした。