とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

高い城の男〜第7話

アマゾンプライム配信のテレビシリーズです。
全部で10話。
7話までやってきました。

すでに原作とだいぶん違ってきています。

ジョーはスミス大将に秘密文書を覗き読みしているところを見つかります。
文書自体が罠だったんですね。
同じ日に旧友をはめ、部下もはめる。
スミス大将、生まれながらの策謀家です。
全てを白状させられるジョー

ついでにこれまでのあらすじも語ってくれるので、途中で挫折していた視聴者にもよくわかります。
なんて親切。

ジョーは、ジュリアナとの関係を利用して、さらなる情報を手に入れるミッションを与えられます。
失敗したら即死刑。
やっぱりスミス大将、タダでは許してくれません。
ジュリアナに電話するジョー
たまたまフランクが一緒にいて、話はできないとジュリアナ。
家にかけ直してもらうことにするジョー
やっと家に帰れます。

実は、リタというシングルマザーと同棲しているジョー
おいおい、ジュリアナは?
なんだったの?
まったく、男ってやつは( ̄_ ̄|||)

リタの息子バディにお土産の本を渡すジョー
第3話でお土産に、と子供向けの本を買ってましたけど、あれって本屋から情報を得るためにでまかせにした話じゃなかったのね。


さてジュリアナとフランクはお互いに告白し合い、仲直りします。
よかったね。

翌朝、義理の父から電話が来て母親の様子を見て欲しいと頼まれます。
実は、義父のアルフレッドは日本の諜報部で働いていて盗聴部門の責任者でもありました。
ジュリアナはそれを知って、何か裏があるのではと勘ぐります。

一方、ロバート・チンダル氏は梶浦夫妻から夕食の招待を受けます。
ここは原作通りですね。
梶浦氏とナサニエル・ウエストの作品について語り合うシーンも原作通り。
ところで、ナサニエル・ウエストって実在の人物だったんですね。
作品も存在してました。
作者の創作だと思っていたので、なんか不思議。
招待されて浮き浮きと梶浦夫妻宅を訪れるも、結局は、彼我の違いを思い知らされてすごすごと帰ってくるチンダルさん。
そのあと、フランクがやって来ます。
原作と違って、強気にチンダルを脅迫するフランク。
二人で贋作を作って梶浦夫妻をはめることにします。
ここでジッポのライターの話が。
インディアンの首飾りの贋作製作を始めるフランク。

働き者の憲兵隊長の木戸は、田上通産大臣の元にもやって来ます。
そしてジュリアナの正体を告げます。
彼女の正体を知りつつ雇い続ける田上通産大臣
彼は、占いでジュリアナが重要な人物であると出たのを信じたのです。
確かに、作品中では重要な人物ですけどね。
ちょっと無理があるんじゃないか?

働いている日本ビルでついに出会ってしまう義父とジュリアナ。
義父は家族を守るために仕方なく諜報活動を行なっていると言い訳します。
義理の妹トルゥーディがレジスタンスに入っていることも知っていましたが、上司に掛け合い、自分のこれまでの働きに免じて、彼女をこっそり逃がしてもらったと思っていました。
折しも市場でトルゥーディと思われる女性を見かけ、ひょっとして生きてる?と思うジュリアナ。
ジュリアナの母、アンもトルゥディーの存在を感じると言い出します。
ちょっとオカルトの入ったお母さんです。

まさかの生き返り案件?
確かに、第一話でジュリアナが見たのは、撃たれて血を流して横たわるトルゥーディの姿だけ。
たくさん血が出ているように見えたけど、実は生きてた?

ところがそこで、田上通産大臣から妹の死と遺体のある場所について情報をもらうジュリアナ。
やっぱりトルゥディーは亡くなっていました。
それも埋葬されることもなく、燃えないゴミ的に大きな穴に他のたくさんのしたいとともに捨てられていたのです。

この辺かなり残酷なシーン。
日本人はするかなー。
その都度、燃やしちゃう方が、日本人的にはありそうだけどな。
でも、そうすると死体の確認できないし。
ついでに日本の憲兵隊の残酷さを印象付けるためのシーンですね。

呆然と家路につくジュリアナ。
その後をジョーがつけていました。
ジュリアナと接触するためにニューヨークからやって来たのです。