とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

高い城の男〜第9話

前回、ヤクザに捕まったジョーとジュリアナ。
フィルムも取り上げてしまいます。
がっかりしているジュリアナ。
ジョーにフランクと逃げるつもりだったと告白します。
「あと1日遅れたら、君に会えなかったのか」
というジョー
気にするところ、そっち⁈
まあ、会えないとミッション遂行できないもんね。
でも、それだけじゃない的な言い方。
おいおい(^^;)。

そこにヤクザがやってきて、ジュリアナだけが解放されます。
レジスタンスが、ジュリアナの身代金を払ってくれたのでした。
それというのも、彼女が日本政府のビルで働いているから。
利用価値がある、と判断したのです。
しかし、フィルムはなんだかんだと屁理屈をつけられて返してもらえません。
ジョーも身代金を請求されます。
ヤクザはお金になると踏んで、すぐには手放すつもりはないようです。
ジョーを見殺しにできないジュリアナ。
フランクに泣きつきます。
おいおい(^^;)。

チルダンと組んで稼いだなけなしの5万円(多分感覚的には五万ドルくらいか?)を、ジョーの身代金に当てるフランク。

いい奴じゃん。

フランクが、ジュリアナの代わりにジョーを引き取りに行きますが、フィルムに未練のあるジョーがフランクの銃を奪って、ヤクザの用心棒を殺し、フィルムを奪ってしまいます。
さすがドイツ軍のエージエント。
さりげなく用心棒の人数、位置などなど確認してましたね。
一人一発で、あっという間に倒してしまうジョー
なんかスパイ映画っぽくて格好いい。
でも、弾は二発しかないはず。
ジョーはそれを知らないはず。
視聴者とフランクだけが緊張するシーン。
幸い、びびったヤクザの親玉がフィルムを渡し、親玉は殴り倒して逃げ出す二人。
スパイ映画っぽさが増し増し。

もうこれで、ジュリアナと手に手を取って〜と思ったら、規則が変わってバスのチケットが手に入らなくなってしまっていました。
街を出られない二人。
エドの家も追い出されてしまいます。
あ〜あ。
戦争中も、こうやって逃げそびれて収容所送りになったユダヤ人、たくさんいたんだろうな。
緊張感が高まります。
家を出る二人に、所持金全部渡してくれるエド
いい奴です。

仕方なくジョーを頼ることにした二人。
しかし、木戸憲兵隊隊長にヤクザから連絡が行き、ジョーの正体がバレてしまいました。
ジョーがホテルに戻るも、すでに憲兵隊が張り込んでいました。
そこに、ジュリアナとフランクが。
ナイスタイミング。

危ういところで、ホテルを後にし、憲兵隊から逃げる三人。

さて、ハインリッヒに引き渡されたウェゲナーは、パリッとしたSSの制服に着替えて、ハインリッヒと会食。
このお着替えシーンは、流れる音楽といい、映像といい、すごくジェームズボンドっぽい。
ハインリッヒはウェゲナーを使ってヒットラーの暗殺を企てていました。
そもそも、ウェゲナーが原爆の製造法を日本に流したのはヒットラーの差し金だったのです。
拒否るも、家族を人質に協力を迫るハインリッヒ。
ウェゲナーは承諾してしまいます。
ハインリッヒが裏にいると疑うスミス大将。
第3話で狙撃された時に、一緒にいて負傷した部下に会いに行き、万が一の時のことを託します。

田上通商大臣の元に、将軍がやってきます。
原爆の製造法が無事に日本側に渡ったのです。
しかし、日本政府はそれを、パワーバランスを保つのために使うつもりはなく、ドイツを攻撃するために使おうとしていました。
愕然とする田上通商大臣。
実は、皇太子妃を通じて皇太子からパワーバランスを保つためにウェゲナーに協力していたのでした。
めっちゃストレスが溜まっている田上通商大臣。
良かれと思って余計なお世話。
ここでもやっちまってました。

ヤクザと木戸憲兵隊隊長が密会しています。
皇太子を狙撃したのはドイツ側のエージェントでした。
木戸はそれを承知で、フランクを身代わりにしようと追っていたのでした。
しかし、犯人を知りたい木戸。
ヤクザはジョーの身柄と引き換えにその名前を教えます。

さて、憲兵隊から逃げ逃げ込んだ小学校で、フィルムを見るジュリアナとフランク。
そこには原爆投下のニュース映像が。
例のおなじみのやつですね。
前のシーンで、さりげなく田上通商大臣の秘書官琴道さんが長崎の出身(この世界では原爆は落ちてないはずだけどなぜか、腕にケロイドがあったりして、意味深)であることを語らせたりしてます。
なかなかうまい演出です。
と思ったら、あれ???

ニュース映画の終わりは例の焼け野原となったヒロシマナガサキじゃなくて、連行される白人男性たち。
一列に並ばされ、順番に銃殺されます。
一番端っこはなんとフランク。
フランクを銃殺している将校はジョーで、ナチスの軍服を着ています。
なんで?
話が変わって来てるじゃん。
どうなるんだこれ????
というところで、次回に続く。