とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

高い城の男〜第10話

とうとうシーズン最終話です。
高い城の男はどうなった?
全然出て来ませんでした。

調べたら、このシーズン第三シーズンまで放映されてます。
なんだい、まだまだ続くんかい。

さて、ニュース映画を見てしまい、呆然とする二人。
そこにジョーがやって来ます。
二人を保護することはできないと告げ、フィルムを奪って去っていくジョー
ついでにフランクと殴り合い。

行き詰まってレジスタンスに助けを求める二人。
レジスタンスはジョーを殺してフィルムを手に入れる代わりに、二人を助けると言います。
ジョーに近づけるのはジュリアナだけ。
ジュリアナは、ジョーをおびき出すことに同意します。

ハイドリッヒに狩に誘われ、死を覚悟して出かけるスミス大将。
もし戻らなかったらハイドリッヒから子供達を守ってくれ、と妻ヘレンに銃を託します。
こうなると、極妻の世界だな軍人の妻も。

木戸憲兵隊隊長は、ヤクザの情報を元にドイツ軍のミューラー少佐の元へ行き、凶器のライフルを発見。
しかし、逮捕はせずに少佐を射殺します。
表沙汰にしないことにしたのです。
今、戦争になればドイツに勝てないからです。
身代わりにするつもりのフランクは逃げちゃったし、もう仕方ないからその責任を取って切腹する覚悟でした。

一方ジョーは、レジスタンスの読み通りにドイツの大使館にいました。
そこからニューヨークに逃げることにしたのです。
しかし、実際はハイドリッヒの命令で、ジョーは処分されることになっていました。
たまたま出たドイツ大使館からの電話で、そのことを知らされるジョー
でも時すでに遅し。
やって来た将校に、地下の駐車場へ行くよう言われるジョー
駐車場ではナチの兵隊が、ジョーを待ち受けていました。
こっそり逃げ出すジョー
そこにまたいいタイミングで、出会うジョーとジュリアナ。
逃してくれと頼むジョー
ジョーを逃せばレジスタンスを裏切ることになり、自分もフランクも危なくなります。
悩むジュリアナ。

その頃、スミス大将はハイドリッヒに自分の側につくよう諭されていました。
色々言われたついでに、”弱い者を倒さなくてはならない”と説得されます。
多分、スミス大将はここにカチンときたんだろうな。
息子さんのことがあるしね。

そして、その頃ベルリンではウェゲナーが、ヒットラー総統に謁見のために向かっていました。
まずは家族に会いにいくウェゲナー。
最後に子供達に会って行きたかったのです。

「良い人間になるのはとても難しいが、努力を怠ってはいけない」と息子に言い残します。
それを聞いて、冷ややかだった妻も初めてウェゲナーの苦しい立場を、理解します。
このベルリンシーン、俳優さんたちの話すドイツ語が結構下手くそらしい。
確かに、あんまりドイツ語っぽく聞こえません(詳しい発音とかわかんないけど)。
ま、仕方ないよ、そこは。

シーズン最終話なので、話がてんこ盛りに進みます。

エドは、フランクから預かった銃を処分しようとして見つかってしまいます。
木戸が切腹をしようとした瞬間、銃の発見が告げられます。
木戸に微笑む部下、吉田。

逮捕されたエド
嬉しそうに、ねちねちとエドを尋問する木戸。
妙に生き生きしている木戸くん。
そりゃそうだ。
危うく切腹するとこだったんだし。
切腹前の神妙な面持ちから一転して、またもやあの嫌味ったらしい意地悪顔で復活してます。

場面は、ヒットラー暗殺に向かうウェゲナーと、ハイドリッヒに脅迫されるスミス大将。
そして、エドが逮捕されたと聞いて自ら出頭するフランク。
ついで大使館を出て、波止場に向かうジュリアナとジョー
それぞれを行き交います。

ヒットラーは自室で、例のフィルムを一人せっせと見てました。
フィルムのことを現実になり得た未来だ、と説明します。
ウェゲナーは「未来は変わり得る。人間が運命を握っているのだ」と答えます。

ところで、ヒットラーの部屋に入る前には徹底的な身体検査を受けるため、武器は持ち込めません。しかし、ヒットラーは護身用に武器を部屋のあちこちに隠していました。
直属の部下だったウェゲナーはそれを知っていたので、ハイドリッヒに見込まれたのでした。
暗殺が成功したら、ウェゲナーがハイドリッヒに電話をしてくる手筈になっていました。
電話が鳴ります。
ドヤ顔で電話に出るハイドリッヒ。
しかし、電話をかけて来たのはヒットラーその人でした。
ヒットラーの方が一枚上手だったんですね。
情報は、全て漏れていたのです。
隠れていたドイツ兵(ヒットラー直属?)がハイドリッヒの部下を射殺。
どこにいたんだ?
反撃に出たスミス大将は、ハイドリッヒを逮捕します。
ウェゲナーはヒットラーに子供達の安全を保証すると言われ、自殺します。

ジュリアナは「フィルムなんか信じない、あなたを信じる」と言って、ジョーを逃してしまいます。

エドは、自分が狙撃犯だと証言します。
そこに駆けつけるフランク。
どっちも逮捕するとややこしくなるからか、放置されるフランク。

さてストレスでいっぱいの田上大臣。
ベンチで、フランクの落としたネックレスを眺めて考え込んでいると、いつの間にか周りの景色が変わり、目を開けるとそこは、自分の知らないサンフランシスコでした。
同じ町のはずなのに、新聞の見出しが違う。
看板が違う。
お、いよいよ別の未来に来ちゃった田上さん、の場面だ。
と思うまもなく、第10話おわり。

全然、各話が回収されてません。
もうシーズン2行くの当然でしょ、という扱いです。
やれやれ。
でもやっぱり、見ちゃうんだろうな。