とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

高い城の男〜シーズン2 第二話

かろうじてレジスタンスから逃げ出したジュリアナは、ぼろぼろ状態で国道を歩いていると、通りかかったジープの男性に拾われます。
美人は得だね。
夜中にとぼとぼ歩いてて、拾ってもらえるし。

男性は元軍医で、ジュリアナの怪我を処置してくれた上、レジスタンスと知りながら送ってくれます。
道中、男性は本土決戦時に隠れていたセコイヤの森での思い出を語ります。
その時、捕まった人は、女子供も含めて皆、日本兵に処刑されたのでした。
最後まで戦うべきだった、と男性は語ります。

沖縄チビチリガマの悲劇に、思いをはせるのは日本人だけ?

なんだか、シーズン2は必要以上に、日本軍の残虐さが強調されているような気がする。
ディストピアを描いているから、仕方ないのかな。

サンフランシスコに戻ったジュリアナは、両親に街を出るようにいい、例の男を見つけようと家のアルバムを探します。
ついに見つけたその男性は、父の戦友でした。
葬儀の時に見たのを、覚えていたのでした。
名前はジョージ・ディクソン。
その上、実はトルゥーディーの本当のお父さん。
義父のアーノルドと亡くなった父とジョージの三人は、戦友で親友同士でした。
父が亡くなった直後、ジョージと付き合い、時を開けずにアーノルドと再婚した母。

どんだけ節操無しなの?と呆れるジュリアナ。
だよねー。

家族の深刻な告白をしている間に、レジスタンスがやってきます。
慌てて、避難路から逃げ出すジュリアナ。

ヤクザに連行されたフランクは、しかしヤクザの親分に、贋作を作れば、儲かると話を持ちかけます。
それに乗るヤクザ。
贋作を作るには助手が必要だ、と言ってヤクザにエドを救わせます。
やるじゃん、フランク。
ヤクザに脅され、仕方なくエドを釈放する木戸。
辻褄合わせに、カレンが犯人グループの一人だと、上層部に報告する木戸。
めっちゃ、悔しそう。
エドを釈放するときには、八つ当たりからか、エドをいびりたおして脅迫します。
往生際が悪いよ、木戸くん。


元の港湾労働者に戻るジョー
しかし、ベルリンへ行くように指令が下されます。
なんと、ジョーの本当のお父さんは、ドイツ帝国の最高権力者ホイスマンだったのです。
なるほど、道理でスミス大将も、何かと大目に見てくれてたわけですね。
最初は拒否るも、やっぱりお父さんに会いに行くことにするジョー
ジョーを送り出すリタは、ジョーの心が自分にないことも見抜いています。
女の勘って、すごい。

ニューヨークに戻ったスミス大将。
妻のヘレンに、ヒットラーの精神状態が思わしくないことを告げます。
精神的におかしくなった上司に、忠誠を誓い、国や自分の未来を託さなくてはならない悲しき中間管理職、スミス大将。
出張帰りの疲れだけでない、疲労感を漂わせています。

現場がいくら優秀でも、指令を出す上部がダメダメだと結局、悪い方向にしか行かない、というのは、震災後の福島原発事故でよくわかりましたっけ。

レジスタンスと憲兵隊の両方に追われたジュリアナは、田上通産大臣の家に行きました。
サンフランシスコの惨劇を避けるため、そしてキーとなるはずのジョージを探しにニューヨークへ行くため、ビザの発行を依頼します。
でも、立場上できないという田上通産大臣

八方塞がりのジュリアナは、ジョージを見つけるため、日本の憲兵レジスタンスから逃れるため、ドイツ領に亡命をしようとします。
大使館に走り込むジュリアナ。
北朝鮮の亡命者もよく、こうやって大使館に逃げ込んでますよね。
かなり緊迫したシーンで、第二話終了。

さて、これからどうなる?