とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

鹿児島でも紅葉

寒い日が続いていますね。
鹿児島でも、最高気温が10度を切る日がちらほら。
先々週はまだ最高気温が22度だった鹿児島にしては、滅多にないことです。

珍しく川べりの銀杏が紅葉していました。

以前、気象庁に勤めていた人に聞いたところ、鹿児島って、特に薩摩半島は、気候的には裏日本に似ているのだそう。

日本列島を大きな恐竜に見立てて、北海道が頭、お腹側が太平洋、背中側が日本海と考えると、背中の島根県鳥取県をずぅ〜と南に降りてくると、北九州辺りがお尻で、そこから尻尾のあたりに鹿児島薩摩半島

言われてみればその通りで、冬は大抵どんより曇ってて、雨がしとしと降っていることが多いです。
南にあるので、雪にならないだけなんですね。
冬はカラッと晴れることは少ない。
灰色の雲が帽子みたいに、すっぽりと覆いかぶさってます。
一月に入れば、雪にだってなる日もある。
一日くらいだけど。

そんな鹿児島薩摩半島、木々が紅葉することは、あまりありません。
大抵、茶色にみっともなく縮んで枯れて、落ちてしまう。

綺麗に紅葉するためには、朝の最低気温が8度を下がること、日中しっかり陽があたること、が必要だそうです。

生ぬるい冬の鹿児島では、夜間にそれほど気温が下がらないし、日中は曇りが多くて、紅葉には向かない気候。
寒くないのはありがたいけど、テレビや雑誌で本州の美しい紅葉の映像をみると、やっぱりちょっとは羨ましい。
特にね、京都になんて秋に行くと、本当に綺麗ですね、紅葉。
私なんか、御所の紅葉だけで十分感動ものですし、お腹いっぱいなので、有名なお寺さんには(混んでるし)行かないけど、それでも十分楽しめます。

もちろん京都に比ぶべくもないのですが、鹿児島市でも、なかなかに綺麗な紅葉が見られるここ数日。
嬉しい、けど、やっぱり寒い。

どっちを取るかと言われると、うーん。
やっぱり暖かい方が良い、かな?
せっかく南国なんですから。

美しく黄金色になった銀杏を楽しみつつ、でも、寒いのは早く和らいでほしい。
贅沢な悩みです。
それだけ毎日が平和だということで、良いことですね。

今年もあとわずか、このまま平和な日々が続いてくれると嬉しいです。