とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

温泉大国 鹿児島

テレビを見ていたら、温泉特集をやっていました。


www4.nhk.or.jp

この時期、温泉は嬉しいですよね。
なんとなく眺めていたけど、、、、ちょっと待て〜!!
鹿児島がスルーされている。
大分の湯布院くらいまでで、南下が止まっている。

いえね、全部見てたわけじゃないんですけど。

でもね、でもね、鹿児島の温泉度はかなり高いんですよ〜。
実は温泉大国。
やっぱり活火山ありますからね。

湯布院は、ワタシも何度か行きましたけど、お湯質の良さは鹿児島の方が上だと思う。

特にワタクシ虫子の田舎、その名もずばり湯之元の温泉なんかね、地元のシンプルな銭湯、昔ながらの漫画テルマエロマエに出て来るような温泉ですが、入浴料130円(昔は100円だった)で、エステ並みのお肌しっとり&つやつや効果が得られます。

そしてね〜鹿児島はね〜、銭湯は、
ぜ・ん・ぶ ・温・泉なんですよ〜。

鹿児島市内だと、さすがに300円くらい取られますけどね、地方に行けば100円そこそこで入れます。
町営のプールとか、オートキャンプには温泉が併設されていて、利用者は無料、だったりもするのです。

そして、そして、鹿児島にはね家族湯というものが存在する。

以前、ニュージーランドマオリ族の女性が温泉入浴を拒否されたニュースがありました。


nzlife.net

日本の温泉が、民族差別をしていると、議論のきっかけになった事件だと思います。

でも、もしそのマオリ族の方が、鹿児島で温泉に入ろうと思われたなら、問題にはならなかったかも。

だって、家族湯に入れば良いのですもの。

この家族湯、ほかの地方にはあるのでしょうか。
もしかしたら、鹿児島独特なんじゃないか、と思っているのですが。

なので、家族湯の説明をば、以下にちょっといたします。

家族湯は、鹿児島の温泉になら大抵、併設されています。
言ってみれば、温泉のボックス席。
貸切温泉ですね。

大きな温泉浴場とちがって、ジャグジーとかサウナとか、そういうエンターテイメント系のものはないけど、一般のご家庭の湯船より大きめの、だいたい大人3人くらいがゆったり入れる湯船に洗い場がついています。
一般の温泉より、入浴料が少々お高く設定されているし、順番待ちになることが多いです。
でも、家族で入ればそうコスパは悪くない、と思う。
家族で温泉に行っても、子供たちはお母さんと入るから、結局、のんびりできるのはお父さんだけ、みたいなことも起きません。

我が家も子虫たちが小さい頃は、よく利用しました。
みんなで入るから、洗ったりとか着替えとかも、相方のおじさんも手伝えるし、子供が騒いでも周りを気にしなくて良くて楽でしたね。

介護の必要なお年寄りを大好きな温泉に入れてあげるために、成人した子供達が連れて行くケースもあります。

もちろん、家族かどうかなんて確認しませんから、友達同士で入っても構いません。
お金はかかりますけど、一人で入ってもO.K.です。

乳がんなどで手術をして、あまり人前で裸になりたくない人が利用することもあるし、もちろん、刺青さんも利用します。

銭湯だけでなく、家族湯専門の入浴場も有ります。

鹿児島で国道や県道を走っていると、道端にやけに簡素な平屋の建物が並んでいることがあります。
並んだドアの前には、車が駐車してある。
アパートにしては質素すぎるし、それ系のモーテルにしては堂々と車が停まっている。
『?』と思ったら、それが家族湯です。

多くは地元住民用なので、看板も控えめだったりします。
でも、よくよく見たら、『家族湯〇〇』と言った看板があるはず。
休日の夕方や、運動会のあった日の夕方には、順番待ちで渋滞になっていたりすることもありますが、昼間や平日なら割と空いてます。

入り口ゲートや、建物の端っこの方に受付があります。
利用希望なら入り口の受付で、誘導してもらいましょう。
車ごと建物の前に駐車するパターンが多いです。
大抵、1時間で千円くらいです。
石鹸とシャンプー、ドライヤーくらいは備えてあることが多いですが、タオル類はないので、持ち込みましょう。
中は普通の銭湯よりは小ぶりな脱衣所、さらに浴場それだけです。
岩風呂だったり、ジャグジー付きだったりとちょっと工夫されているところもあります。
国分や霧島など山岳地帯は硫黄泉、海岸沿いは塩湯のことが多いです。

地方だと、古民家風におしゃれなつくりで、休憩もできるように畳のお部屋もついていたりしますが、あくまでも入浴が目的なので、寝具とかはありませんから、そちらの用途でお使いになりたい方は、持ち込みしましょう。(嘘です!!

飲み物や、果物くらいは持ち込み可のところが多いです。
掛け流しで贅沢に、たっぷり温泉を楽しめます。
毎回、湯船のお湯を落として係りの人が清掃してくれるので、混んでいると待たされますが、どうせ車の中で待つのですから、ゲームでもしてのんびり待っててください。

私の一押し、鹿児島の家族湯。
チャンスがあったら、ぜひ、お試しくださいませ( ´ ▽ ` )ノ。