とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

インフルエンザ(?)で寝込んでました

仕事で会った人が、インフルエンザAと診断されました。
その診断のちょっと前、私はその人とけっこう近い場所にいて、ついでにゴホゴホと咳込むその人の咳をかなり浴びてしまった。

もちろんその人も気を使って、ずっとマスクもしてくれてたのだけど、マスク越しでもけっこう浴びたかも。

その日、家に帰ってから、何と無く調子がおかしい。

どこがどうと具体的に言えないのだけど、何と無く寒くて、お風呂に入ってもなんだか温まらない、と言うか、身体がしゃきっとしないと言うか。

そのうち、夜寝る頃になったあたりからのどの奥がヒリヒリと痛くなってきて、これってひょっとして、、、、???
一応、インフルエンザの予防接種は受けたんだけど。

扁桃腺は良く腫れる質なので、喉が痛くなったらすぐマスクをして寝るようにしてます。
保湿するだけで、予防になるそうです。
こう言う時のため常備している葛根湯(最近はネットでも買えるので助かりますね)を飲んですぐにお布団へ。

翌朝、覚えもないのに背中やら腕やらに筋肉痛が。
喉もやっぱり痛い。
でも、熱は36度台。
気のせいか身体もだるいけど、仕事には行かねば。
何しろ、未だ日雇いですのでね、休むとじかに収入に響きます。

折しも鹿児島は、雪。
と言っても、ちょびっと積もる程度ですが。
この程度でも、鹿児島ではちょっとしたイベント気分です。
いつもよりしっかり着込んで、出勤。
もちろんマスクもしっかり着用。

歩いて汗をかいたら、割と元気になったので、やっぱり気のせいかなぁ。
と期待していたのでしたが、出勤して午前中の仕事をこなしているうちに、どんどん背中が重くなってきた。
おまけに、なんだか熱っぽい気もする。

”なんか筋肉痛っぽいんですよねぇ。
喉も痛いし。
そう言えば昨日の職場で会った人が、インフルエンザAって診断でして”


と、ふと上司に言ったらば、速攻、帰らされました(^^;)。
もしインフルエンザだったら、他の職員に感染ると困るから。
ま確かにね、一昨年だったか、二十名のスタッフのうち八名がインフルエンザで一斉に倒れて大変だったもの、ここの職場。

そして帰り着いてみれば、本格的に体の調子が激下がりで、熱を測ったら38度。
やっぱりこれってインフルエンザ、かねぇ?
予防接種は受けてるんだけどなぁ。

今から病院行くか?
行くのもしんどいのだが。
昨日の人も病院行ったら「インフルエンザ、流行っているらしくて3時間くらい待たされた」って言ってたし。
こんだけ、身体がきついのにさらに病院で三時間も待たされるのはやだな。
おじさんが「今日は早く帰る」って言ってたから、帰ってきたら連れて言ってもらおうかな。
などど、逡巡しているうちに夕方に。
今から診て貰えそうなクリニックは近くには、ない。

ええいっ、良いやっ。
どうせインフルエンザなんて、昔は寝て治すしかなかったんだしっ。
今だって変に薬使うより、大人しく寝ときなさい、ってネットの記事にもあるし。

週末寝て過ごして、それでもよくならなかったら、病院へ行こう。
と言うわけで、さっさと布団に入る。

寝るのは大好きなので、早寝、お昼寝、大歓迎。
のはずが、眠れないΣ( ̄ロ ̄lll) 
身体がきつくて、眠れない。
とにかくね、横向いても、仰向けになっても、身体がきついのです。
いつものように、すぅ〜っと眠りに入って行けないのです。

そんなことってあるのねぇ。
などと、感心している自分もいるのだが、残りの95%くらいの自分は、
きついよ、しんどいよ〜
身体が痛いよ〜
喉が痛いよ〜
寝返り打つとめまいがするよ〜
とにかく、なんとかしてくれ〜
とひいひい言っている。

眠れないほど身体がきついので、ひたすら息を殺してじっとしていると、なんとも退屈。
身体がきつい状態なのと、退屈な状態というのは共存するのだと、しみじみ思う。
だからと言って気を紛らわせるために本を読むとか、ネットをするとか、そんな元気もないので、それがまた辛いのです。

以前読んだ、國分 功一郎の『暇と退屈の倫理学』を思い出して、ああ本当に、人間は『暇』という状態に耐えられない存在なのだな、と変に感心してたりして。
そうこうする内に、何とは無しにうとうとして来て、その合間にまた喉痛いとか、筋肉痛だとかでなんども目が覚めつつも、気がついたら朝になってました。

やれやれ┐(´∀`)┌。

一晩大人しく寝てたせいか、前の晩はあんなにしんどかったくせに、朝は割と気分が良い。
熱は、まだちょっとあるけど、ご飯を食べる気にもなってきた。
昨夜は、寝かぶりながらも唾を飲み込むときは、いちいち覚悟を決めないと痛くて飲み込めなかったのが、いまは、まあまあ我慢できる。

何と無く、治った感がありました。

やったね、一晩で克服したぞ。
病院行かなくても、自力で治したぞ( ´ ▽ ` )ノ
予防接種受けとくと、罹っても軽くて済む、って聞いたけどそのおかげかしらん。
本当にインフルエンザだったのかは、今となっては不明ではあるのですが。

しかしながら、動いているとまた身体がしんどくなってくるので、まだ寝てたほうが良いのだろうな。

そして起きて階下に降りて見てみれば、テーブルの上は新聞紙や広告が散らばってるし、開封したまま置きっぱの手紙はあるし、洗ってない食器は山積みだし。
猫のトイレの砂があちこち落ちてるし。
(うちの猫はトイレの掃除が滞ると、抗議行動として猫砂を撒き散らす)

気になるところが、あちこち目につく。
一気に片付けたいところだが、動いていると息切れとめまいがしてくる。
致し方なく、見て見ぬ振りをして布団に戻る。

別の意味で、ストレスがたまる。

相方のおじさんは、平均的な日本の旦那様に比べれば、まあまあ家事はやってくれる方だと思う。
でもな、一晩私が寝込んだだけでこれだよ(~~;;)。

やっぱり、こいつに介護は頼めないな、としみじみ思うのでした。