とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

西郷どん〜第二話

金曜日からのインフルエンザ(?)で寝込んでまして、復活した日曜日。
朝から割と元気だったので、もう治ったかな〜と思っていたのでしたが、夕方になったら、急に電池が切れたみたいにパワーダウンしてしまったので、感想が書けず。

一晩たってだいぶん持ち直したので、忘れないうちに感想を。

農民の窮状を、西郷さんが苦悩する場面。
農民たちの芝居が、水戸黄門よりもさらにとってつけたようで観ていて疲れる。
子役の女の子が可愛かったかな。

最後に売られて行っちゃいましたけど、西郷さんとけっこう仲良かったから、これは京都の花街あたりで再会する展開と見た。

大久保利通の就職祝いの場面。
とりあえず歴史上の人物が一堂に会するので、その紹介とついでに時代背景も兼ねているのか、セリフがいまいち会話になってない。
なんか、学芸会の舞台を見ているみたい。
まだ、歴史物の再現ドラマの方が、いいかもしれない。

何もNHKでこんなの見なくても、と言う気がひしひしとしてくる。

瑛太は、侍姿が案外似合わないな〜。
とか、黒木華はやっぱり時代劇似合うね、着物姿が可愛いな。
この人出てくると、ほっとする。
表情がいいよね。
などと、もうどうでもいいことを考えていたりする。

城内での島津斉彬と斉興の軋轢とか、調所広郷、お由良の方が出てくる場面だけ、やっと大河ドラマらしさと言うか、俳優さんたちの演技が雰囲気出してて、やっとほっとする。

そして隣では相方のおじさんが、いちいち俳優さんたちの鹿児島弁に「なんか違う〜」とダメ出しをしている。
映画シン・ゴジラで、石原さとみの英語の発音が酷すぎる(なぜ、わざわざ日系三世なんて設定にしたのだろう?かわいそうに)と、私がイラついていのが「いまになってよくわかる」と言ってました。

そもそも鹿児島弁は細分化されていて、鹿児島出身でもわからないこともあるし、出身階級でも違っていたりするので、いっそのこと鹿児島弁にこだわらず、標準語でやっちゃえばいいのに。
そしたら俳優さんたちも、もう少し方の力抜いて自然な演技できるんじゃないかしら。


エピソードも細切れで、当時の鹿児島の置かれていた状況とか、農民の暮らしとか、西郷さんの人となりとか、たくさん伝えたいことがあるのでしょうけど、焦点がはっきりしなくて内容が伝わってこない感じがしました。

とにかく、学芸会みたいな台詞回しとお芝居がいつまで続くのか、心配。
仕事仲間のメーリングリストでも酷評されまくりの今回の”西郷どん”。
地元だけに、みんな言いたいことがあるんやろう、とは思うけど。
ネットでも色々、言われてますけど。

やっぱり地元が舞台なんで『なんだかんだ言って、面白かったね』と言えるようなドラマになってくれますように、祈りながら見て行こうと思います。