とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

『自分へのご褒美』はお金がたまらない習慣の一つ〜を読んで

今年53歳の私。
この先少なくとも12年、もしかしたらそれ以上の年月、働き続ける予定にしております。
だって、そうしないと年金もらえないし、もらえても暮らしていけないし。

逆に、開き直って働き続けることにしたので、あんまりキリキリ眉間にシワ作ってまで切り詰めなくてもいいかなぁ、と思い始めている今日この頃。
やっぱり、日々のゆとりも欲しいですよね。
この先、なが〜く働き続けるためにも。

そんなところに、こんな記事を発見。

www.msn.com

はっきり言って、痛いところをピンポイントで突かれました。

そもそもなぜ、わざわざものを買ってまで自分を自分で褒めてあげなくてはいけないのか?それはストレスマネジメントがうまく行っていないからではないだろうか、と著者は言います。

無意識のうちに、日常的に自尊心が満たされない不満が蓄積している。それらを解消するため、自分で自分を褒めることで、達成感を得るとか、気分的に区切りをつける必要があるのでないか、と分析しています。もちろん他の理由も考えられますが、自分の努力や成果や存在価値といった、いわゆる自己肯定感が得られないストレスが蓄積していることは間違いないでしょう。

『自分ご褒美』と言うと、なんだかちょっと素敵な感じの言葉で、私もよく使ってたな。
特に、服やバッグなどのファッション関係。
ふと入ったお店でこれぞ”運命の出会い”みたいに思えちゃう物って、よくあるんですよ。
でも今思うと、この言葉、実は自分に対するただの都合の良い言い訳、だった。

他にも、『自分が一番自分の欲しいものを知っているのだから、自分に一番欲しいものをプレゼントしてあげるの』とか、鏡の国のアリスで出てくるハンプティ・ダンプティの言う所の『誕生しない日のプレゼント』とか。
都合のいい言葉、使ってたな。

子育てやらローンやらでストレス最高潮、と言う時期ほど、そう言う言葉を使っていたような気もする。

いた、、、などと過去形でゆうておりますが、本当は現在進行形で使っている( ̄ロ ̄lll) 。

使うお金が少なければ、稼がないといけないお金も少なくて済むし、蓄えておくべき貯金も少なくて済むはず。

それには、食費や光熱費などを見直すことも大切だけど、それよりも何よりも、年がら年中『自分ご褒美』がないとやっていけない自分、突然、発作的に浪費してしまう自分、と言う”食わせ者”を見直すことが重要。

でないと、せっかく日々コツコツ食費や、光熱費、日用品の節約をしても、いつの間にか『自分ご褒美』に消えてしまいますもの。

よくわからないけど、なぜかお金がたまらない我が家。
そんなに贅沢しているつもりはないのにな、これってひょっとして?と薄々感じてはいたのです。

もちろん、少しは自分をねぎらってもいいよね、と思うときは良くある。
仕事だって、自分の好きなことだけして、自己実現を果たしているわけじゃないし。
どちらかと言うと、我慢してお金をいただいている、ってことのが絶対多い毎日です。
でも、だからっていちいち自分を甘やかすのは、もうやめよう。
もういい大人なんですから。

自分へのご褒美を買おうと思ったら、ちょっと立ち止まり、「はて、自分はどうしてご褒美が欲しいと思ったのだろう?」「ご褒美を買うと、自分の中のいったいどういう感情が満たされるのだろう?」と振り返ってみることです

このアドバイスを肝に命じて『自分ご褒美』関連出費、を見直そうと思います。
著者も言うように、実際はそう簡単にはいかないでしょうけど。

まずは自分に言い聞かせることくらいは、しようと思うのです。