とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

舅の療養先

相方のおじさんに、義姉から電話が来る。
どうやら、いま入院しているとこのケアワーカーから色々言われて、パニックになっているらしい。

このケアワーカーは先日、おじさんに連絡してきた人と同じ人で、ホームのスタッフに個人的に話をして、勝手に自己判断で、舅のホームでの療養話を、ごちゃごちゃにした人である。

舅は血管が細くて点滴が入りにくい。
しかし、腸が詰まっている現在、食べると吐いてしまうので、点滴だけで命を繋いでいる状態である。
点滴をしている血管は、数日したら感染の問題もあるため、他の血管に入れ替えなくてはならないが、点滴できる血管がほとんどない舅は、それが大変。
今後も点滴をできるだけ続けるためにも、ポートを入れてもらう予定だったのが、このケアワーカーときたら、『施設だとポートが入っている人は断られるから』と、勝手にポートを入れるのも中止にしてしまった。

私たちとしては、勝手に話を複雑にして、ホームに帰れないようにされた挙句、ポートも入れてもらえてないと言う状況である。

ひょっとして、実は仕事できないのに、自分はできる人間だと思っている人なの?
だとすると、すっごい迷惑な人である。

そのくせ、『ポートはもう入れられないから、治療の予定もないのにうちに入院しているのはおかしい、早く転院してくれ』と義姉に迫っているらしい。

おじさんは『担当の先生に説明も聞いて承諾書もサインしているのだから、いまの病院で入れてもらうのが筋だし、まだ、転院先も決まってない状態なのだから、今からでもいいから、入院中に入れてもらえばいいのに』と言う。
全くその通りだと思う。

それにしても、このケアワーカー、色々勝手なことをしてかき回してくれます。
その上、相方のおじさんに言うと、筋を通して反論されるので、あえて義姉の方に言ってきている節もある。

義姉は、介護士をしている。
舅がお世話になっているところとは違う施設だけど、もう長いこと介護の仕事をして働いている。
ケアマネージャーとか、ケアワーカーと、介護士やヘルパーとは、資格が違うだけで立場に上下はない、と表向きは言われるけど、なんだかんだでケアマネージャーやケアワーカーの方がずっと威張っているそうだ。
そのせいか、義姉はそういう立場の人からもっともらしく言われると、つい言い負かされてしまうらしい。

今回はこちらが”利用者様”なんだから、卑屈になる必要はないのにね。

ところで、相方のおじさんと義姉とのやりとりの流れで、今までいたホームにも義姉としては、不満があったことが判明。
前から、ちょっとな、と思っていたらしい。

いくら施設長が『受け入れます』と頑張ってくれても、現場のレベルや士気が低いのではどうしようもない。
なんだか感じの良くない雲行きなので、結局、ホームには戻らないことになった。

そうなると、あとは『空いている』と連絡のあった緩和ケア病棟に行くしかないわけだけど、これ以上の問題が起きずに転院できるだろうか。

お部屋は大部屋だそう。
緩和ケアなのに大部屋?
と、思わなくもないけど、病院によって違うのでしょうね。

明日、義姉と姑とで面談に行く。
相方のおじさんは、仕事が忙しくて一緒にいけない。
義姉たちが、いいように言いくるめられないよう、祈るしかない。