とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

西郷どん〜第7話

録画して感想を書くことにした西郷どん。
どうしてかと言うと、日曜日に一緒に観ている相方のおじさんが、いちいち役者さんの鹿児島弁を直すから煩いし、気が散るの。
それに、相変わらず陳腐な展開に、真面目に観てると居たたまれなくて。

録画しておいて家事の合間に、つまみ観してます。

今回は、西郷さんにお嫁さんが来ました。
演じるのは橋本愛
美少女枠で売り出した女優さんでも時代劇になると、着物姿や日本髪が全然似合わなくて、あらら???になってしまうことが多い中、堂々の美女ぶりです。

実際に最初の妻になった人は、大変に綺麗な人だったらしいので、キャスティングは悪くないと思う。
最初の妻だった須賀さんは、西郷家があまりにも貧乏で身体を壊してしまい、実家が見兼ねて引き取ったそうです。

ドラマでは、空気の読めない嫁ぶりでいい味出してました。

綺麗な人が、無表情だとなんか怖い。
と思ったら貞子役もしている女優さんらしい。
そういえば、あまちゃんでも、震災の直後閉じ込められていたトンネルから出て来た彼女が町の惨状を見て凍りつくシーンは、表情だけでまるでホラーだったもんね。
”不吉な嫁”と言うタイトルにもぴったりなキャスティングですね。
って、そんなことしか感想に書くことがない。

だって本筋は本当につまらない。

西郷さんとこの友人その他が彼女のことを知らなかった、と言うのだって、彼女の実家は西郷家から歩いて10分ほどのところにあったそうだから、まさにご近所さん。
どんな人か知らないはずがないでしょ?
実際、美人の嫁が来て西郷さんもまんざらではなかったそうです。
自分ちが貧しすぎて、実家が引き取ってしまったのがずっと心残りだったらしいです。

鶴丸城では斉彬が篤姫に養女の話をしてたけど、篤姫が抜擢された理由だって、よく食べるし運が強いって、なにそれ?
確かに物怖じしない根性の座った人だったと思うけど、それ以上に聡明で、時代を引き受けるだけの覚悟のあった人だと思うの。
前の大河ドラマ篤姫”を観ておくのだと、今更ながらに相方のおじさんと言ってます。
あっちの方が、よっぽどストーリーもしっかりしてて面白く観られたらしいし。


なんだかなぁ、と観ているうちに、西郷さん家はお父さんとお母さんが亡くなってしまいました。

風間杜夫松坂慶子の微妙にずれた演技と、いまいち違う鹿児島弁が、慣れて来たら、案外面白かったので残念です。

直虎の時は、出演者があまり多くない分、それぞれの人物が、深く描かれていてだんだん面白くなって行ったのですが、西郷どんにはそれも期待できそうにないし。
せっかく鹿児島が舞台なのに、残念なとこだらけだなぁ。