休日の過ごし方
相方のおじさんが、珍しく家にいるので、映画を観に行きました。
これも老活の一環であります。
普段、朝ごはんの時くらいしか会話をしないので、たまに一日通して一緒だと、共通の趣味もないし、おすねかじり虫たちが家を出てしまった現在、話す話題もなくて、どうにも息が詰まる。
その上、休日の過ごすにあたって、
私は、家でまったりのんびり本を読んで、昼寝をするのが希望。
でも、おじさんはせっかくの休日なんだから、どこか出かけたいとか、家にいるなら家にいるで友達を呼んで麻雀したい、とか。
お互いにやりたいことが違いすぎる。
それで、まあまあ、お互い一緒にしてもいいかな、というのが映画を見ること、なのでした。
ということで妥協の結果の、本日の映画鑑賞であります。
50歳以上なので、二人で行くと割引してもらえるし、
ネットで席を予約していけば、並ばずとも良い席が取れます。
映画代はおじさんもち、ポップコーンと飲み物代は私が出すのが、お約束です。
今回、観に行ったのは、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー。
良識ある50代の社会人が選ぶにしては、能天気すぎる選択に思われるかもしれません。
しかし、これも、熟慮と妥協を重ねた結果の選択なのです。
おじさんは、マッチョなお兄さんやセクシーなお姉さんたちが、派手に建物や乗り物を壊しまくるものが好き。
私はといえば、面白い会話や凝った映像を楽しみたい。さらに劇中のセリフが聞き取れたりすると、お得感倍増、になるので、英語の映画がいい。
だけど、おじさんは日本語以外の言語は、全て雑音か良くて音楽にしか聞こえない、という語学音痴。そのくせ、最近は老眼気味で、字幕もあまり複雑だと、伏線や細かいところがわからず、ついていけない。
そこで、今回の選択。
特にアメコミものは、筋立てが単純だから、吹き替えでなくても、おじさんでもついてこれる。
そして映像が面白いし、会話が難しくないので、セリフが割と聞き取れて、私も楽しめる。
さらに、こういうアメコミおちゃらけ系の映画は、当地では人気がないのか、いつ行っても席ががら空き。
ほとんど、貸切状態で映画が楽しめます。
今日も、二人で真ん中の列を丸々一列、ほぼ貸切状態で、荷物も隣の席に置いたりと、のびのび贅沢に観て参りました。
さて、今回のガーディアンズも期待に違わず、せっせと撃ちまくり、壊しまくってくれました。
宇宙船のデザインは、私好みのスチームパンクで、登場人物のぶっ飛んだコスチュームも、ツボ。
ツッコミどころ満載のストーリー展開、分かり易すぎ、ど直球なテーマ。
脱力感いっぱいのクライマックス。
最終形態って、それ?
そして、
戦闘シーンのしょうもない、ああ、でも、本当に緊急事態でパニクっている時って、こういう会話、あるよねー。
個人的にホタルちゃんと名付けてしまった新キャラ。
もう、語り出せばキリがありません。
どれを取っても好みでした。
次回作も楽しみです。
沖縄、奄美と梅雨に入り、そろそろ九州南部も梅雨入り、ですが、今日はお天気も良く、なかなか有意義な休日でした。