我が家のサグラダ・ファミリア
日本も東から北のほうにかけては、天候不良で大雨警報が出たりと、大変そうですね。
今からは寒くなるから、被害が大きくならないことを祈るばかりです。
一方、南日本、特に鹿児島は晴れ渡っていいお天気。
ここ数日、穏やかな日々が続いております。
朝夕はさすがに冷えて来ましたが、まだ毛布一枚で快適、だし。
南国の良いところは、とことん寒くはならないこれに尽きると思います。
関東、特に北関東の容赦ない寒さは思い出すだけで、ぶるぶると震えがきてしまいます。
鹿児島に住んでてよかった( ´ ▽ ` )ノ。
さて、そんな長閑な秋の休日。
相方のおじさんが、朝から作業着に身を包み、なにやらやっております。
実は、我が家の庭に作られたウッドデッキ。
以前から徐々に劣化が進み、かなり朽ち果てて居りました。
鹿児島は、宿命的に火山灰から逃れられない土地柄。
積もった火山灰はそのまま水分を含んで、さらにそこに苔が生え、飛んできた草花の種が芽生え、勝手に生態系を形成してしまいます。
子供達が家を出てしまい、
『お庭でバーベキュー』
などと言う牧歌的なこともしなくなったここ数年は、手入れも怠るようになりさらに劣化に拍車がかかって、ほぼジャングルに侵食されつつある廃墟のような状態に。
まあ、それはそれで風情があって、私は気に入っていたのですけどね。
やっぱり猫以上に重いもの(例えば人間)が乗ると、トラップのように崩れ落ちる床板とか、危ないじゃないですか。
と言うわけで、突然、思い立ったおじさんがデッキの補修をしようと、ボロくなった床板をはずし始めたところ、、、、、。
気がついたら、ほとんど全ての床板が痛んでいて使用に耐えない、と言うことが判明してしまいました。
おまけに、庭の隅に植えてたオリーブの木が、予想以上に大きくなっていて、根っこが隣の家との間のブロック塀を、押し割って崩れそうな状態、と言うことも判明。
かわいそうですが、オリーブの木は切ることになりました。
結果、たいして広くはないものの、庭として楽しもうと思ったら相当な労力を要求しそうな荒地スペースがポッコリと。
相方のおじさんはここを、全部ウッドデッキにして、アウトドアリビング風にしたいらしい。
私も庭仕事とかあんまりしないしな。
植物を育てるのが嫌いなわけじゃないのですが、どうも私がやると、肥料の加減がわからないせいか、やたらと育ちすぎちゃうんですよね。
いつだったか忍冬を植えた時は、デッキの塀がジャングルみたいになって、そのくせ花は咲かないし、そうこうするうちにスズメバチが巣を作ってしまって、大変なことになったことが。
以来、勝手に植物を植えないように、と厳重に言い渡されております。
(ノ´∀`*)エヘヘ
そんなわけで、いきなり始まった我が家のお庭の改修工事。
おじさんは、仕事の合間にちまちまやるつもりらしい。
そう言うところ、まめな人ではあります。
しかしながら、仕事の合間、でありますからには、完成はいつだろう、と言う一抹の不安もある。
我が家のサグラダ・ファミリアと化して行かないよう、祈るばかりです。