住環境について考えてみました。
我が家は、路面電車やバスなどの交通網が完備されている旧市街地からは、ちょい離れた郊外にあります。
つい十年ほど前に、区画整理されて道路も広くなり、住宅地の造成も進みましたが、その前は田んぼや畑が広がっていました。
スーパーマーケットが、歩いて20分圏内に二軒あります。そしてコンビニも何軒か。
その上、最近では区画整理で広くなった近くの道路沿いに、内科を始め、耳鼻科や歯科クリニックができたので、将来歳をとって、病院通いをするようになっても、割と安心かな、と思う。
泌尿器科もあるから、相方のおじさんも安心だね。
とはいえ、今開業しているということは、院長はおそらく私たちを同世代。ちゃんと、次の世代に継承してもらえなければ、いざという時には閉院、という可能性もないわけではない。
さらにスーパーマーケットも、歩いて20分という距離は、遠いのか近いのか。
一つは家の前の坂を登った丘の上にあり、ちょっと行ってくるわ、と言うにはやや難があります。
田舎ゆえに、最寄りの公共の交通機関は、朝夕のみは本数が確保されるものの、昼間の時間帯ともなれば、一時間に一本、有るか無いかの上、定刻通りに来た試しのないバスのみ。もちろん、夜間はバスもタクシーも通らない。
おすねかじり虫たちは、結局、県外に出てしまい、おそらく戻ってくることはなさそう。
そうなると、いずれ家は処分して、もう少し旧市街の方の交通の便のよいところに、引っ越すことも考えておかないといけないかな、と思ったりもします。
その時は、当然ですが、税金や経費も考えると、ダウンサイジングして、ものも減らすことになります。
いずれはお一人様になる可能性も高いわけですから、独り暮らしでもやっていけるように。
そういうことは、元気で、決断力も実行力もある時にしておかないと、タイミングを逸してしまいそう。
そういえば、この家のあちこちも色々と経年変化が。
お風呂と給湯器は、すでに何年か前に一度直しましたけど、サイクルを考えれば、あと十年もすればまた修理が必要でしょう。
屋根も塗り直さないといけない、って聞いたしな。
年をとったら、火事も心配だから台所のリフォームも考えないとね。
姑の家も、数年前に台所とお風呂場をオール電気にしましたっけ。
修理やリフォームをするとなれば、まとまったお金も必要です。修理しながら住み続けるか、いっそ、適当なところで売って、住み替えるか。
真面目に考えておいた方が良い時期かもしれません。