メノエイドコンビパッチ
やってしまいました( ̄_ ̄|||)
私の性格から、いつかはやらかしてしまう、とわかっていたのに。
いつでも、対策を取れたはずなのに、ついつい、毎回なんとなくクリアできていたので、予防策を怠ってしまった。
反省。
ところで、やらかしてしまったのは、これです。
メノエイドコンビパッチの貼り忘れ。
ご存知の方はそう多くないかもしれませんが、更年期障害の治療薬。
ホルモン補充療法ってやつです。
このパッチ、一週間に二回貼る。
細かくいうと、84時間に一回、貼り替える。
なので週のどこかで、朝に貼る日と夜に貼る日が出てくる。
私の場合、処方された日を初日で計算してたので、一回は週日の朝に貼ることになっていた。
ただでさえ、朝に弱い私です。
朝ごはん食べて、化粧して、仕事前のあれやらこれやらの準備だったり、お弁当作ったりと、やることが多ければ、それだけ「抜け」が増えるのは必至だったのです。
それなのに、ああ、それなのに。
ついつい、そのままにしていて、貼る日にちをずらすとか、時間をずらすとか、そういう対策も取らずにいたのです。
そして、ついに、やってしまいました。
貼り忘れ。
仕事場について、一日の予定を確認していて、ふと思い出した。
「あれ、今日はパッチ貼る日だったよね?ところで貼ったっけ?」
しっかり忘れてました。
朝、出がけに忘れないよう、リマインダーに仕込んではあるのです。
でも、ばたばた出てきたので、そのリマインダーを確認してなかった。
って、意味ないじゃん。
そのリマインダー機能(^^;)
焦っても、今更、家に取りに戻れるものでもありません。
パニックになりそうになりながら、次善の策を必死で考える私。
後から、冷静になって考えれば、それほど焦るほどのことでも、なかったのですが、その時は頭が白くなっていました。
どうしよう、
どうしよう、
どうしよう
これが、更年期障害かぁ、と自覚したのは、去年の夏の初めの頃。
おすねかじり虫とおじさんとで、外食に出た帰り。
その日はやたら蒸し暑く、汗ばむ陽気に思えた(私には)。
それで、近頃手放せなくっているタオルハンカチで、首回りの汗をふきふき、
「今年は、暑くなるのが早いねぇ」
と、何気なく言ったらば、おじさんも、子虫も
「え〜別に暑くないじゃん、まだ」
と言う。
ええ、なんで???
こんなに暑くて、汗びっしょりなのに。
と混乱する私。
すると、子虫がふと私の手を握ってこう言った。
「なんかお母さん、小さい子みたい。手がぽかぽか(笑)」
その時、腑に落ちた。
そうかぁ、これが話に聞く、更年期障害ってやつかぁ。
私の場合は、典型的な火照りと発汗でした。
どんな感じか?
主観的な観点から言うと、一人だけ温度も湿度も調節できないサウナに、入れられてる感じです。
で、じゃ、エアコンの効いた部屋にはいればいいか、と言うと、今度はいきなり冷蔵庫。
なんか、ちょうど良い環境、と言うものが、身の回りに存在しないです。
さらに肌に触れるものが、物によってはすごく不快。
麻のさらっとした感触は、ざらざらした紙やすり着てるみたいだし、速乾素材のシャツも、妙に肌にちくちくして、気持ち悪くて着られない。
よく敏感肌の女性が、「天然素材じゃないと、私、駄目なんです」と言うのを、
「ふーん、それは大変ねぇ」
と他人事のように聞いてましたが、いざ、自分がそうなると、これはなかなかにしんどいです。
別に天然素材じゃないと、と言うことはない。
けど肌に触れる素材が、ちょっとでも合わないと、「もう、駄目!!」と言うのはよくわかる。
そんなこんなの症状を、このメノエイドコンビパッチは、和らげてくれます。
全くよくなるわけでないところが、悲しいのですが、少なくとも、耐えられないほど暑いサウナが、少しは風の抜けるサウナに、肌をごりごりと刮げる紙やすりが、素材を選べばなんとか着られる服に、はなってくれる。
もし、パッチがない時代に生まれていたら、どれほど辛い日々を、過ごさなくてはならなかったことでしょう。
絶対、鬱になって、今よりさらに引きこもっていた、と思います。
そのありがたいパッチ様を、うっかり忘れてしまった。
言い訳をさせてもらえば、週に二回、84時間毎、と言うのが、少々難がある。
毎日だとか、同じ時間、だとかなら忘れにくいと思うのです。
でも、「あれ、今日って何曜日だっけ?」などと言っている人間には、覚えておくこと自体が難しい。
だからこその、iphoneリマインダー、だったのですが。
そもそも確認するのを忘れていては、同じこと。
やれやれ┐(´∀`)┌
ところで、急ぎネットで検索したところ、パッチの持続時間は96時間だそう。
ありがとう、Google先生!!
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2482800S1026_1_06/
(抜粋はこちら)
「閉経後又は両側卵巣摘出後の健康成人女性8名に単回投与(96時間貼付)した際の血清中エストラジオール濃度は,貼付後4~8時間後には上昇し,貼付後23.5時間でCmaxに到達し,貼付後96時間(貼付終了時)までほぼ一定に維持された.除剤後24時間までに速やかに減少し,貼付前値に戻った.
血清中ノルエチステロン濃度は貼付後4~8時間には上昇し,貼付後58.5時間でCmaxに到達し,貼付後96時間までほぼ一定濃度が維持され,除剤後,徐々に減少した.」
そこで、家に帰ってから、急いで貼って、以後は夕方貼る方法に変更。
これなら朝のじたばたにも、引っかからずにすみます。
もっと、早めにちゃんと検索しておけば、ここまで焦らずに済んだのに。
これも反省、なのでした。