とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

服を着るならこんなふうに〜を読んで

帰省してきた子虫が、買ってくれろとうるさいので、アマゾンでレビューを見てみたら、なかなかに評判が良く、つい大人買いしてしまいました。

相方のおじさんに読ませよう、と思って。

8月は他にも本を何冊か買っていて、娯楽費がかなりオーバーしていたんですけど。
面白そうな本は、つい買ってしまう。

おしゃれについての本です。
男性向け、ですね。
自分の彼氏や相方さんが、どうやったらもう少しまともな服を選んでくれるのだろう、と考えている女子向け、とも言えそうです。

我が家の相方のおじさんも、おしゃれに興味がないわけじゃないみたいなのですが、如何せん、センスも経験もないので、やっぱり、
「なにゆえ、そのセレクション??」
(~_~;)
と言いたくなるような、コーディネートをしてくることがある。

無難にスーツを着るときは、まあ、間違えないのですけど。
ちょっとカジュアル寄りになると、途端に危なくなる。

きっと、日本人男性は皆そうではないかと思います。
そもそも、洋服の着方、なんて教わってない。

このシリーズは、ちゃんと理論から教えてくれます。
漫画仕立てなので、おじさんにもとっつきやすそう。

それに、女子には常識だけど、男性の皆さんは本当に知らない洗濯物の知識。
これは、是非読んでおいて欲しい。

子虫は、とっとと読んでしまったようなので、おじさんの目につくよう、トイレの本棚にでも置いておきます。

とは言え、私だって今はSOUSOU一筋で、コーディネートはあまり困りませんが、昔々、いわゆるファッション・ヴィクティムだった頃は、様々な本を読み漁ったものです。

衣装道楽ではあるけれど、センスがいいとか、おしゃれであるとはでは決してない。
お金をかけずに、センス良く装いたい。
それはいつも思ってます。

元祖衣装道楽、おしゃれ番長の祖母のように、いつでもきちんとした姿のお婆ちゃんでいたいです。

でも、窮屈な服は着たくない。
身体に楽で、センスが良くて、まあまあ自分でも素敵って思える格好がしたいのです。

姫子虫は年取ったら、草間彌生みたいな格好をする、と宣言しています。
そのくらい突き抜けたら、誰も何も言わないだろう、と思うけど、そこまでセンスに自信があるわけでもなく、つい周りの同調圧力に負けてしまう気の弱い親虫には、草間彌生はちとハードルが高い。

全然40にして迷わずではありませぬ。
未だに、迷ってばかりのアラフィフであります。
30代は押田比呂美本とか、大草直子本に頼り、最近まで、石田純子本は本当にタイトル通りバイブルでした。

でも、一番参考になったのは横森美奈子と、米澤ようこ。
どちらも写真がなくて、イラストがメインだけど、逆に著者の伝えたいことがよくわかった気がします。

何冊も読んでいくと、だいたい、皆さん同じことを繰り返しておっしゃってる。
全体のシルエットを考える、ってことと、細かいトレンド(今年はベルトは細い方がいいとか、大振りなアクセサリーはもうイケてない、とかいうことですね)を外さない、ってこと。

でもね、全体のシルエットって言っても、他人のを見たらなんとなくわかるんだけど、自分のは主観が入るから意外と難しいのですよ。
年取ってくると、体型も変わるし。
誰か見る目のある人に、客観的に厳しく、でも立ち直れなくならない程度に優しく、評価してもらいたい。

そしてね、細かいトレンドの部分は、それこそ日々、ファッションに携わっている、センスのある著者様たちだからこそわかる部分であって、やっぱり、一般ピープルにすぎない私にはハードルが高すぎ、なんですね。

で、最近はSOUSOUの服。
着ていて楽。
シルエットが決まっているので、間違いがない。
毎シーズン新しい柄が出るけど、基本のデザインが変わらないので、流行り廃りがない。
似合うアイテムはいつまでも(多分)確実に似合う。

おしゃれになりたいけど、センスがあるわけでもなく、いろいろ考えすぎて、いまいちおしゃれになれないおばさんには、格好のブランドだと、自分では思っております。

と、なんだか読書感想のはずが、最後はSOUSOUの宣伝になってしまいました。