西郷どん〜第4話
第4話。
相変わらず背中が痒くなるような演出が続いております。
恩師、赤山靱負の助命嘆願のため走り回る若者たち。
何やら学園ドラマ臭がぷんぷん。
最後の日、恩師と酒を酌み交わす主人公たち。
なんかもうちょっとじっくり話を深めてくれても良さそうなのに、そこはあっさり流して終わってる。
やっぱり、沢村一樹の鹿児島弁は安心して聞けます。
切腹になって残念。
切腹シーンは、思いがけず良かったな。
しばし、主人公の周りがモノクロになる演出が格好良かった。
赤山靱負の返り血のついた死装束を目にして、ようやく色が戻ってくる。
主人公の心理状態を表現していて良かった。
島津斉興と斉彬の対決シーン。
無いだろそんなの、親子でロシアンルーレットですか?
とはいえ、鹿賀丈史と渡辺謙の迫力満点の演技がすごくてつい観てしまう。
鹿賀丈史、鹿児島弁上手。
小柳ルミ子の存在感も良いね。
切腹のシーンと親子ロシアンルーレットシーンは良かったけど、あとはね〜。
なんか、くさい学園ものみたい。
紅一点の糸さんが、頑張ってます。
仕方ないので、島津斉彬お国入りのシーンは桜島が綺麗で良いね、とか、大名行列のシーンのセットが良いねとか、しょうもないところを相方のおじさんと褒めていた。
斉彬を迎えて、武士たちが喜ぶシーン。
子供達が寄ってくるシーンは、小学校の演劇発表会かい?
と突っ込みたくなったけど、まあ、みんな喜んでたから良いか。
大河ドラマは最初はけちょんけちょんだけど、後になっていくと評判が上がってくるのが定石らしい。
わたし的には、最初から最後まで面白かったのは、前々回の真田丸くらいでした。
真田丸は、主役の堺雅人は好きな役者さんだったし、何より私もおじさんも、脚本家の三谷幸喜のファンだったので毎回、楽しみに見ていたものでした。
三谷幸喜が、西郷どんの脚本も書いてくれたら良かったのに、、、と言うのは贅沢すぎる願いなんでしょう。
それにしても、もうちょっとまともなドラマが見たいよ。
地元が舞台じゃなかったら、見てないな。