とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

西郷どん〜第8話

もうダメです。
限界です。

毎回、突っ込みどころ満載の”西郷どん”。
今回は最初の嫁、伊集院須賀との離婚の顛末。

なんなのこれ?

ドラマでは、吉之助に斉彬から直々に江戸随行の命が降って、家中大喜びするものの、支度金が準備できない西郷家。
親友大久保利通が頑張ってくれたり、家中でお金を工面したりする中、
『こんなことをしても無駄です。もう里に帰ります』
と言って帰ってしまった須賀(橋本愛)が、後から父親と一緒にやって来て、『これは手切れ金です』と言ってお金を置いて出て行く。
実は離縁とは口実で、西郷を江戸へ行かせるための須賀の愛だったのでした。

って、なんでここで離縁????

だって、お金がないんでしょう?
で、嫁が実家に工面してもらうんでしょ?
それで良いじゃん。
普通じゃん。
どこに問題が?

貧乏だけど見所のある青年に、娘を嫁がせて婚家が応援するなんて、古今東西どこでもやってる話だし。
そもそも、須賀さんのお父さんの伊集院兼善が、西郷さん本人に惚れ込んで娘を嫁がせているのだから、経済的援助くらい全然嫌がらずにしたと思う。
多分、実際にもしていたでしょうし。

それを手切れ金だの、なんだのって!(◎_◎;)
だいたい、手切れ金ってのは、普通に話したんじゃ別れてくれないタチの悪い相手に出すお金だよ。
そんなもの喜んでもらってる吉之助さん、君もプライドってものはないのかね?
(もっとも、毎回あっちこっちで豪快に土下座してるから、確かにプライドはないかも(~_~;) )

最後も家を出た須賀が、実家へ戻る帰り道、涙を流しながら『日の本一の旦那様を離縁してやりました』とか言って、何か極妻的に筋を通した感満載にしてましたけど、一体何に対して筋を通した?

このまま結婚生活を続けた方が筋は通ってないか???

一体どういう時代背景?

もうね、ひどすぎて、疲れて来ました。

史実として離縁があって、その詳細は不明だから、奇をてらった話にしようとして、こんな無茶苦茶なことになってしまったのかしらね。
涙を流す橋本愛が綺麗だった、ってとこくらいしか見るところない。

こんな酷い内容のドラマ、出演している役者さんたちも、作っているスタッフも、変だとか、おかしいとか言わないのだろうか。
勉強して来ている人も沢山いそうなのに。

何しろ天下のNHKですよ???

毎回、ネガティブな感想しか抱けないのに、無理して見ることはないし、感想をわざわざ文章にすることもない。
そういう結論に達しました。

そのうち面白くなって来たら(全然期待してないけど)、また感想も書こうと思います。