とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

高い城の男〜シーズン2 第四話

小野田将軍の圧力に負けて、市民を犠牲にする作戦に印鑑を押してしまった田上通商大臣。
オフィスで瞑想していると、いつの間にか自宅に戻っていました。
仏壇の前にいる田上通商大臣。
どうでもいいことだけど、お線香とろうそくの両方に火がついているのが気になる。
お作法として、お線香に火をつけたらろうそくは消すもの、と教わったもんで。
ま、いいんですけど。

そこに死んだはずの妻が戻ってきます。
あれれ?

一方レジスタンスの家で、サラに面倒を見てもらっていたフランク。
ビール(?)飲んですっかり吹っ切れたようです。
ちなみにサラは両親が日本人ですが、アメリカ生まれ。
戦時中はアメリカ軍に強制収容所に送られ、日本が勝利した後は、移民ということで非国民扱いされてレジスタンスに加わった、らしい。

ベルリンでは、ホイスマンとうまく行かないジョー
ニューヨークに帰ろうとします。
そこにやってきたニコール。
ジョーを誘惑します。
まんざらでもないジョー
おいおい┐(´∀`)┌。

小野田将軍のウラン運搬作戦は、レジスタンスによって阻止されました。
その時に巻き込まれたのがフランクでした。
報復措置として、憲兵隊を送る小野田将軍。
市街で市民を無差別に処刑させます。
死んだ憲兵一人につき十名の市民を無差別に銃殺します。

実は、レジスタンスのリーダーであるゲイリー・コーネルは、それを狙っていたのでした。
そうやって、憲兵隊の残虐さを印象付けることで、日本軍内部にも亀裂を生じさせる作戦だったのです。
結局、犠牲になるのは罪もない一般市民なわけで、それを作戦と言い切れるこのコーネルさんもかなり危ない人です。
小野田将軍といい勝負。
この二人にいいようにかき回されるサンフランシスコの町、フランクと田上通商大臣。

小野田将軍をなんとか説得しようと、ナチスワシントンD.C.に原爆を落とした時の写真を見せる田上通商大臣。
軽く却下されてしまいます。
写真を引き下げる秘書官琴道の腕に、ケロイドが。
なんで???

チルダンは、ヤクザに収める上納金の期限が迫っているのにフランクたちが一向に、贋作製作に取り掛からないので、イライラしています。
そのチルダンに食事の用意をさせるなど、相変わらず強気なフランク。
街に出て、憲兵隊による市民虐殺を目にするフランク。
すっかり切れて、レジスタンスに協力するフランク。
アジトで、不発弾を横取りする算段をします。
揮発性の高い結晶を水に溶かして吸い出すとか、言っているけど、そんなに溶解性がいい爆発物って何?
腕のいい助手が必要だと言ってスカウトした割に、エドは単に懐中電灯で照らしてるだけだぞ。
不発弾横取り作戦の際に、サラがレジスタンスに加わった経緯を聞いたりしているうちに、サラに惹かれていくフランク。
なんかいい感じになってます。
ジュリアナにいいように振り回されぱなしのフランクくん、このくらいのことはあってもいいよね。


その頃、ジュリアナはヘレンに誘われ、スミス大将の家に行きます。
市民権を得るための、テスト勉強をトーマスに手伝ってもらう際に、トーマスの体調の変化に気がつきます。
ここで、戦前のアメリカ政府が行った先住民根絶作戦について言及されてます。
ここはどういう意味なんだろう?

さて、ジョージ・ディクソンを探しているジュリアナ。
訪ねて行ったアパートで怪しい男に声をかけられ尾行されます。
ニューヨークでもレジスタンスに追われていたのでした。
ニューヨークの街を逃げ回るジュリアナ。

ドラマでは、女性たちの60年代ファッションが、程よく上品でとても素敵。
靴もハイヒールじゃなくて、ペタンコなんだけど、かえって歩く時の脚が綺麗に見えるのは、脚の長い西洋人だから?

命からがら、アパートに戻ったジュリアナに、電話が。
ジョージ・ディクソンでした。

木戸憲兵隊隊長は、小野田将軍をクラブで酔い潰して、フィルムの件についての指令書に印鑑を押させます。
単なるいつもの業務連絡ですよ〜とかなんとか言って、印鑑押させてます。
こう言う風景は、万国共通なのでしょうか。
捺印、と言うところが日本らしい。

スミス大将が暗殺したジェリー医師は、スミス家とは家族ぐるみの友人でした。
だからこそ、トーマスの病状報告をすぐに当局に知らせず待ってくれていたのです。
ついに、トーマスの病気のことをヘレンに打ち明けるスミス大将。
こういう重大なことを、共有できる関係っていいね。
トーマスを助けるため、二人は共謀することにします。

最後、オフィスで一人たたずむ田上通商大臣。
またあっちの世界に行こうとしているようです。
どうやらコツをつかんだらしい。