とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

ウクレレ教室 7回目

11月は、ついアマゾンプライムのテレビシリーズにはまってしまい、ひたすら毎日感想を書いてました。
でも、ちゃんとウクレレ教室も通ってはいたのでした。

7回目ともなり、多少は格好もついてきたのではないか?
と心密かに思う、今日この頃。

さて今回のミッションは、コードチェンジのタイミング。

左手の指で、どこかの弦を押さえますよね、右手の親指でポロロ〜ンと弾きます。
私は相変わらずどこかで、尻尾を踏まれた猫の悲鳴みたいな音になっちゃうのですが。
まあ、そこは置いておいて、次のコードに移ります、また右手でポロロ〜ン。
これをリズムに合わせて繰り返すと、なんとなんと曲らしきものになる。

ところが、このコードチェンジ、なんとかできるようになった、と思ったら、そこで先生からのダメ出しが。

ストロークのタイミングに合わせないと駄目、なのです。

どう言うことかと言うと、一つの音は、上から四つの弦を引き下ろしてそこで終わりじゃなくて、そこから右手が元に戻る、つまり最初の弦に指が戻るまでが、一つの音。
だから、下まで弾き降りて最後の弦を弾いたから、「あ、次のコードに行かなきゃっ」て左の指を動かしてしまうと、音が変なところで途切れてしまって綺麗じゃない。
これって、独学でやってる人に多いらしいです。
癖になる前に早めに治しなさい、とのこと。

でもね、右手の親指が戻るまで左手の指を動かさないってことは、次の音を弾く直前にコードを変えるってこと。

先生がおつしゃるには、『右手の指が戻って、次弾きおろす直前のコンマ何秒かの間に』左手のフレットを押さえる指を移動する、のだそう。
なんなのその、次元大介的世界。
ハードル高すぎませんか?
いちいち、人差し指〜薬指〜中指〜ってやってる現状では、限りなく難易度高し。
その上、楽譜を見ながらとなると、サイボーグ009から加速装置を借りてこないと無理っ。

上手にできるためのコツとしては、左の指を見ないで弾けるようになること、だそうです。

なるほどいちいち見るから、時間がかかる。
楽譜と指の間を、視線が行ったり来たりすれば、なお時間が要ります。
そこを、さくっと指が移動してくれたら、楽勝、のはず。
だけど、見ないで移動ってどうやるの?

電子世界の親切なアドバイスを検索してみました。
同じような悩みを抱える初心者は多いらしい。
いくつもアドバイスが、ありました。

でも、結論は一つ。

皆さん一様に、地道な練習しかない、とおっしゃってます。
やっぱり、そうなんだ。
だいたい、普通の人で1カ月はかかるらしい。
そうなんだ。
どうしても見てしまう時は、いっそのこと暗い部屋で練習すると、見えないので出来るようになるとか。

まずは、愚直にやってみました。
左手を見ないように、音だけ聞いてコードを弾いてみました。
左手を見てはいけないので、視線は右上へ。
音を聞こうと集中すると、無意識に左に頭が傾く。
どこを見るでもなく、右上の虚空を睨み、頭を左に傾けて
気分は、すっかり座頭市か、耳なし芳一
最初は、無理せずゆっくり、を、心がける。
まずは覚えた三つのコードをひとつずつ、弾いてみる。
間違っても気にせず、とにかくどうせ一ヶ月はかかると開き直って。
開き直れば、大概のことはなんとかなるものです。


ところで、新しいバイト先の上司に、ウクレレを習い始めたという話をしたら、
「じゃあ、例の”♪あゝやんなっちゃった、あゝ驚いた〜♫”ってのできるの?」
と言われた。
「あれはできるでしょ、丁度いいから年末の忘年会の出し物出てよ。
あれだけで、笑い、確実に取れるし。」
だそうです。
いやはや、予想外のリクエスト。

私がウクレレを選んだのは、単純に小さくて持ち運びしやすそうだったから。
でも、日本でウクレレを弾く人というのは、牧伸二節がやりたい人だと、世の中では思われているらしい。
知らなんだ。

一応ネットで調べて見ました。
原曲は”TA HU WA HU WAI”という曲らしいですね。
ハワイの王子様が作曲なさったとか。
見た目ほど簡単ではなさそうです。
おまけに、掛け合いとか替え歌とか。
とてもとても、無理そう(・_・)。


先生に聞いてみようかな、と思ったけど、ちょっと聞けそうにない雰囲気。
今回も厳粛に、"きよしこの夜"を弾いて来ました。

いつか、上司のご期待に添えるような牧伸二風演奏、ができる日が来るのだろうか。
ウクレレ道は、まだまだ遠いのでした。