とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

メトロノーム

メトロノームを買いました。
ウクレレの練習に必要になったもので。

今までは、iphoneの無料アプリで頑張ってたんですけど、いよいよやっぱり無いと無理っ、てなったので。

前回から習い始めた新しい弾き方、シャッフル
ハワイアンを演奏するためには必須のリズムの取り方、だそうです。
ウクレレの弦をを上から下からジャカジャカと弾くときに、微妙にリズムをずらして弾く弾き方です。

その微妙なずらしが難しいのは、言うまでもありません。
ジャカジャカジャで弾き下ろした後、で弾き上げる直前にちっちゃいが入って少しテンポがずれるのです。
だから、ジャッカジャッカ、という感じになる。
これがね、上手くできないの。
弾いてるうちに、こんがらがって、どこをどのリズムで弾いてるかわからなくなって来ます。
頭で考えているのと、手の動きが合ってないの。

とにかく、これが弾けるようにならないと、次に進めない。
教室の終わりに、先生の模範演奏を録画させていただく。
録画を観てると、割と簡単そうに見える。
録画と一緒なら、割と難なくできる。
実際、教室でも先生と一緒ならできるのです。
ところが、メトロノームの音に合わせて『はい一人でやってください』っとなると、どんどんずれていって、全然できないの。

先生は『メトロノームの電子音が苦手で上手くできない人もいるから』と、フォローしてくださる。
『でも、電子音でもできるようになってくださいね〜』
と、そこは大目に見てもらえないらしい。
当たり前ですが。

しかし私が思うに、電子音が苦手とか、そう言うことではない気がする。
そもそも、そんなに繊細ではないしな。

私が使っているアプリは、画面上で並んだ丸印が順番に光るタイプのメトロノームなんだけど、それだと、普通のリズム(イーブンevenと言います)の時は、光に合わせて弾き下ろせば、だいたい合うので問題ないのです。
でも、シャッフルになると、そのちょっとずらして弾き上げるタイミングがわからない。

つまり、私は今までも、メトロノームの音を聞いてたんでなくて、光を見てたんですね。

だから、振り子の画像が出るアプリにすれば、良いのではないだろうか?
と、ダウンロードしてみたものの、今度は先生の模範演奏の画像が見られない。

何という矛盾(´・_・`)。

仕方がないので、やっぱりメトロノームを買うことにしました。
部屋においてもいいようなおしゃれな奴が欲しいなぁ、などと思いながら、仕事帰りに楽器屋さんへ。
今度の職場は、鹿児島中央駅がすぐ近くにある。
なので必要なものがあったら、駅ビルによれば良い。
街に住むってこういう時、便利よね。



そして楽器屋さんで、見つけたのがこちら。
はっきりいって一目惚れでしたの。
ちっちゃくて可愛い。
比較用にボールペンを立てかけてみました。
こんなに小さいのに、細かいところまで本格的に作ってあるところが、心をくすぐります。
小さいので、ウクレレと一緒にケースに収まります。
難点といえば、表示の文字が細かすぎて、老眼にはちと辛いものがある、という点くらい。
ねじまき式なのもレトロで良い感じ。
ドイツ製、というのも良いもののような気がする*。
予定してたのよりちょっとお高かったのですが、クリアランスセール中で3割オフだったので、決めちゃいました。

買う時、お店の人が包んでくれながら、
『やっぱり、木のメトロノームは良いですよね〜』
と言いました。
音が優しいから、好んで購入する人が多いそうです。
『なんか音楽室を思い出しますよね♪』
と言われて、ああ、この人はきっと音楽の授業、好きだったんだろうな、なんて思ったりして。
私は残念ながら、あまり楽しい思い出がないもので。

とにかく、このメトロノームで苦手なシャッフルを、克服できますように。



ドイツ製は良い* :私はおばあちゃん子です。私を育ててくれたおばあちゃんは大のドイツ製好きで、常々『ドイツ製の道具は間違いがない』と申しておりました。
そのおばあちゃんの言いつけを守って、一人暮らしを始めて最初に買ったのがゾーリンゲンのキッチンバサミ。
当時の学生風情には、かなりの良いお値段でしたっけ。
それからもう三十年以上経ちますが、切れ味は買った時と全然変わらず。
日々、愛用しております。
持ち手の塗料なんて、もうほとんどハゲちゃってるんですけどね。
そこがまた良い味を出しているような気がします。