とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

働く細胞ブラック

はたらく細胞』と言うマンガシリーズがありまして、そのスピンオフ作品だそうです。
身体の中の赤血球や、白血球など細胞たちが擬人化されてその働きぶりを、ストーリー仕立てで紹介されています。
オリジナルの『はたらく細胞』も持っているのだけれど、こっちは、主人公の赤血球がドジっ子の女の子で、白血球が格好いい無骨なイケメンさん。
どちらかと言うとほんわかした和み系のマンガなのに対して、こちらは確かにブラック。

主人公が赤血球と白血球なのは一緒ですが、赤血球はメガネのオタクっぽいお兄さんで、白血球がセクシーなグラビアお姉さん。
ちょっとアダルト設定です。

はたらく環境も、とてもブラック。
彼らのはたらく身体は、成人病、水虫、ED、ストレス脱毛症などなど、病気もいっぱい。
オリジナルの方も、インフルエンザになったり、脱水症になったりしてますけど、こっちはさらに過酷な環境です。

おまけに、酒浸りでヘビースモーカーらしい。
でもって、風俗(?)で淋病なんかに感染してるし。
二巻では、心筋梗塞で危うくシリーズ終了の危機に瀕しているし。

おい、しっかりしろよ〜。

と言いたくなる。
アルコール浸りの赤血球が、二日酔いになっている場面など、身につまされます。。
自分が二日酔いの時は、赤血球もこんな感じになっているのかな、なんて思ったりして。

主人公の赤血球君が働く血管は、コレステロールの塊が沈着してボロボロ、時々は血管が詰まって逃げ遅れた赤血球の死体が折り重なっていたりして。
ちょっとグロいかも。

あまりにもブラックな職場環境のせいで、おかしくなってしまう免疫細胞達、ストレスで毛根の細胞を攻撃して脱毛になってしまいます。

それでも、愚直に働き続ける細胞達。

二巻では心筋梗塞を起こして、この世界の終わり、を経験する細胞達ですが、三巻にはさらに過酷な事態が待っているらしい。
健気に頑張る細胞達のためにも、ちゃんと健康的な生活しないと、いけないなぁ、と思ってしまう漫画なのでした。