とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

今回の旅行で持っていてよかったもの、持っていけば良かったもの


今回、ものすごく久しぶりに海外旅行を楽しんでまいりました。
思えば30年ぶりのヨーロッパでございます。

来年もまた行くために、職場対策などなど、あれやこれやと画策中でございます。

そして忘れないうちに、持って行ってよかったものなどを、感想とともに。

その1)町歩きのバッグ&リュック

バッグは斜めがけできるもの、というのが鉄則ですが、あまり大きいと何でもかんでも入れてしまって、いざという時に必要なものが出てこないっ、ということもあるので、小さめのポシェットで上着の下に斜めがけ、というのがよかった気がします。
できればスマホも入る大きさがベスト。

もし、そこそこものの入るバッグとして持つなら、ロンシャンの肩掛けナイロンバッグが、おすすめ。
ファスナー式でしっかり口が閉められます。
そしてナイロン製なので、軽い。

ちなみにフラップ式は、いとも簡単に持ち上げて手を入れてきます。ジプシーは、子供の頃から物取りを生業としています。公共の乗り物でも平気の平左。なんのためらいもない。
特に子供は小柄なので、フラップ式のバッグだと持ち上げて手を入れるのも簡単。(妹談)

同じくロンシャンの折りたたみリュックは、ファスナーがしっかりしているので、閉めるのがちと面倒なのですが、その代わり開けにくい。
軽いので、荷物をガンガン入れられます。
もちろん、人混みでは前に持ち換えるのが鉄則です。

ジプシー被害が多い国のバッグのデザインは、それなりに理由があってのことなので、信頼できるそうです。
ただし、エルメスやシャネルなどのブランドは、そもそも普通に道を歩く庶民が持つようなバッグでは、ない。
あれは、送り迎え付きの車に乗るような身分の人が持つものなので、どうしても持ちたいの、と言う方に反対はしませんが、おすすめではありませぬ。

その2)スマホケース
カード入れがついたスマホケースが便利そうでした。
何しろ、買い物はほとんどカード(*)。
いちいちお財布をポッケから出すのも、お財布の場所を教えているみたいで不安だし、スマホなら写真撮るのにしょっちゅう手に持つから、いっそ、スマホにカード入れがついていたら楽。
現地の人も、観光客もスマホ&カード、現金は少額をポッケに、というスタイルが多かった気がします。
だけど、手帳式だと手帳を開ける時が手間だし、そこにカードが入ってるの丸見えなので、写真撮るときにも見えてしまって、不用心、という気もしました。

スマホは当然、チェーンやコードでバッグや身体に繋いでおきましょう。
あるいは、指を通すリング付きにして、使うときはいつもリングに指を入れておくとか。
とにかく、『気をつけてるからねっ』というアピールが大事らしい。

スマホは、すごく使えます。グーグルマップさえあれば、乗り換えのナビもしてくれる。
ガイドブックも地図もスマホで代用。
何より、英語の通じないタクシーの運転手さんとのコミュニケーションには、翻訳アプリが大活躍。

その3)ペットボトル
意外にも、日本で出発直前に購入したお茶のペットボトルが、活躍しました。
何しろ、喉が渇くので水を持ち歩くし、ホテルでも水道の水は飲めないので、ペットボトルの水が頼り。
なのですが、現地のペットボトルは再生品らしく、ぺこぺこですぐ潰れる。
日本製は丈夫なので、数日間なら、十分水筒がわりに使えました。
日本語が書いてあるのも、何気におしゃれだし。

その4)保湿
乾燥しているとは聞いておりましたが、行ってみないとわからないものもあるもので。
普通に、白色ワセリンがおすすめです。
ドラッグストアで買えます。
日本でやったらベタベタギトギトだよな、というくらい塗っても、朝起きたらちょうど良いくらいになってます。
そのくらい乾燥してます。
化粧も、やっぱり女性はした方が良い、と思う。
旅行強者のブログを拝見すると、とにかく、荷物を軽くするために、もうすっぴんで過ごす、みたいなことが書いてありますが、若い学生さんならそれでも良いけど、ある程度の年になってたら、やっぱりした方が良いです。
というのは、私が思うに、現地の彼らにアジア人の年齢はわかりにくい。
なので、”化粧をしている”=”それなりの年齢に達しているので、お金も持っているし、ただの冷やかしじゃないからちゃんと対応すべき人”、という認識なんじゃないか。

どうせね彫りの深いコーカサス人種に、私ら平たい顔族が張りあおうったって、同じような仕上がりにはならんのです。
ただ、ちゃんと塗ってる、ということで、ちゃんとしたおとな扱いをしてもらえる、ということはあるのだと思います。
なので、ファンデーションはなんなら省略でいい。
ただし、眉毛はきちんと描き、アイシャドウと口紅、頬紅はきちんと塗りましょう。
なんなら、せっかくの外国なんですから、外人ウケのするアイラインバッチリのアジアンメイクを、楽しんでもいいのではないかしらん、と思います。
空気が乾燥しているせいか、思ったより化粧崩れもしないですよ。

その5)梅干し
せいぜい数日のことですし、もともとお腹は丈夫で、カビの生えた餅食べても、消費期限過ぎたもの食べてもビクともしない質。
それにチーズや乳製品は大好きだし、全然、日本食なくても平気さ。
と思ったのでしたが、そして実際、食べるものはなんでも美味しく食べていたのでしたが、三日目あたりから消化器官からの異議申し立てが、、、、。
『このようなものを、連日消化するようにはできてない!!!』とストライキに入られてしまい、少しずつしか食べられない状態になってしまいました。

そんな折も、一人元気だった、母。
実は、出がけにふと思いついて荷物に放り込んだ、パックの梅干しを密かに食べて、お腹の調子を整えていたのだそうな。
やっぱり日本人なので、そこは日本茶とか、梅干しとか、お腹に異議申し立てされないで済むようなものを、荷物に忍ばせておくのは大事、だと思いました。

これらの反省点を元に、来年はさらに充実したトリノ行きが決行できるよう、頑張りたいと思います。




(*):
カードで買い物は、慣れるとお財布出さなくて良いし、お釣りで小銭がごちゃごちゃお財布の中に溜まったりもしなくて、ほんと楽。
だけど、気をつけないと、いつのまにかスキミングされてたりするらしい。
娘の大学の先生は、一年後くらいに被害にあったそう。
90万円分のパソコン買われたそうです。
山羊を購入されてた、って人もいるらしい。
数年間は、チェックが必要です。
心せねば。





なま肉のタタキ
シンプルになま肉を叩いたものでした。
これにマスタードをつけて食べます。
ハーブが軽く効かせてある。
日頃、マグロのタタキを食べてる日本人なら、それほど抵抗なく食べられると思う。
ただ、連日このようなものを食べてたら、消化器官からお叱りを受けてしまった、、、、