思秋期〜を読んで
老活してるんだから、これは読むべき!!と思ったのですが、期待ハズレというか、期待しすぎたせいか、私には今ひとつ。
でも、せっかく読んだし。
まとめも兼ねて。
だいたい40〜60歳という年代を、著者は思秋期と呼んでいます。
そして生殖という役割から解放されて、どんな高齢者になるか、を思い描く準備期間であると説きます。
思秋期に入ると、ホルモンバランスの変化と、前頭葉機能の低下が起きます。
性ホルモンの分泌は、中高年になると少しずつ減少し、雑誌やテレビで毎度おなじみ、更年期障害がやってきます。
最近では男性にも生じるんだ、と言われてますね。
女性ホルモンも男性ホルモンも、男女どちらにもあって、ただ、男性は男性ホルモンが、女性は女性ホルモンが優勢なのが、思春期からの生殖活動期。
思秋期では、同性のホルモン分泌は、大幅に減少するけれど、異性ホルモンは残るので、ホルモンバランスが崩れてくる。
それが更年期障害だそうです。
だから、男性にも起こり得る。
ともあれ、男女ともに、その性別を特徴付けていたホルモン分泌が、減少するので、中性化が起こります。
女性はおじさん化して、男性がおばさん化するわけですね。
男性ホルモンは、活発で外交的になり、女性ホルモンは内向きの性格になる、という特徴があるらしい。
なので、歳をとるとおばさんは外交的になって、外に出て行くことが多くなり、おじさんは引きこもりがちなるのだそう。
ああ、なんとなく、周り見ててもそうだわ。
私は、未だに引きこもり傾向強しですが。
一方、感情を司る大脳の前頭葉は、人間の体の中で早く老化するところだそうです。
そして、前頭葉の機能が落ちると、意欲が減退し、頑固になり、切れやすいなどの感情のコントロールができなくなる。
社会性が失われ、引きこもりがちになり、一気に老けていく。
なるほど、じゃあ、性ホルモンの分泌を減らさないようにして、前頭葉の機能が落ちないように、努力すれば良いわけですね。
そこから、どのようにすれば良いかが、色々解説されてます。
ホルモン補充療法は、私もやってますけど、更年期の辛い症状が軽くなったので、やってよかったと思っています。
でも、ときめきが大切だから、不倫は勧めないと言いつつ、お互いが自分の責任と裁量でするぶんには良いのだとか、書いちゃっていいのかな?
映画や食事も、「誰と行こうか」なんて考えてときめくのが大切です。
って書いてるけど、嫁とは行かないのか?
普通はパートナーがいるでしょに。
それとも、嫁と行くとときめかないのか?
努力が足りないぞ。
同窓会に出席して、昔の友達と恋をするのがおすすめとか、おっしゃってますけど、気心知れた相手なら、すでに長年連れ添ったのが居るんでないの?
美魔女みたいに外見だけをいじるのは、正しい思秋期の過ごし方ではない、と言いつつ、アンチエイジング医療はやっても反則ではない、とか。
食事はバランスよく、と言いつつサプリもモノによっては補充も大事、とか。
結局、自分の気に入った部分だけつまみ読みすればいいのかな、と思いました。
食事についてはこれからは糖質は少し減らしつつ、タンパク質をしっかり、油脂は考えつつ、摂ることは、心がけることにしました。
前頭葉の機能低下を防ぐためには、恋愛以外にすることとして、とにかく、興味を持って色々やってみることが、大切らしいです。
以前から旅行で、あちこち行ってみたいと思っていたので、これを口実に、色々、準備してみようかな。