とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

五月、六月に大怪我をしてはいけない理由

もちろん怪我や病気は、いつだってしないに越した事はないのですが、特に五月の連休明けから六月の間は気をつけた方がいい理由があります。
それも、日本限定(多分)で。
理由は、麻酔科学会と整形外科学会があるから。
それも、総会があるんです。

なんじゃ、それ?

学会自体は、一年を通して様々なあるのですが、要注意なのが”総会”とつく学会。
専門医の先生方は、総会に出席しないと専門医が更新できない仕組みになっているのです。
専門医は、第二の医師免許と呼ばれるもの。
医師の専門は、整形外科、麻酔科、などなど数多の専門科に分かれています。
専門医は、その科の専門として働くために大切な資格。
だから整形外科医も、麻酔科医も、外科でも何科でも、およそ専門医を持っている医師は、学会開催期間中は仕事を休んででも学会に出席しないといけません。
いつも忙しく働いているのですから、一年に一回くらいはちょっと休んでもいいと思うのです。
遊びに行くわけじゃなくて(もちろん、学会後にお楽しみがある先生は多いですけどね)ちゃんと勉強しに行くわけだし。

ただそのため、五月のある週に、全国津々浦々の病院で麻酔科医が姿を消すことになります。
そして、同じように整形外科医も姿を消します。
ちなみに他の科の先生方も、それぞれの科で違いますが、やっぱり姿を消す時期があります。

緊急以外の手術は制限され、当番のごくわずかの医師だけが留守を守ることになります。

だからね、五月はみなさま心して、怪我をしたり、緊急の手術が必要な病気になったりしないように気をつけましょう。