とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

トリノ四泊五日


宿泊したホテル。
ローマと名前についてるホテルは結構多い。
なんか意味があるのでしょうか?


行ってまいりました。
イタリアはトリノという街でございます。
10年くらい前に、冬季オリンピックが開催された街です。
荒川静香が金メダルを取った街。

実は、とっくの昔に帰ってきてたんですけどね、先週でございます。
その後、いろいろと溜まったあれやらこれを片付けたり、出かける前の私が、帰ってくる私に丸投げしておいた宿題をしたりと、しておりました。

ようやく落ち着いて、今回の旅を振り返る余裕が出てきたところでございます。


さて、今回行ってきたのは、トリノという街。
トリノのみ、です。
あ、1日だけミラノに行きましたけどね。
四泊、と言っても最初の晩は夜中に着きましたので、実質三日間、ずっとトリノにおりました。

そもそもなぜトリノか、というとですね。
実は、母の旧友に会いに行ったのでした。
かれこれ40年ほど前に、一緒に働いていた方だそうです。
今時の高齢者は侮れませぬ。
娘世代の私なんぞより、よっぽど国際的だったりします。

その友人である彼女はその後、トリノに帰り、母と毎年クリスマスカードを交換し合うように。
『いいところだから、一度は遊びに来い』
と、ずっと誘われていたそうな。

けれど母も仕事が忙しく、子供の受験やら、親の介護やら、なんだかんだあって、やっと定年が見えてきて、ゆっくり父と旅行でも出来そう、と思ったら、父があっさり死んでしまい。
そのうち自分も病気したりと、気がついたら齡80を迎えていた、というわけなんですね。

今更、さすがに独りでヨーロッパへ行くのはしんどいし、でも、できることなら死ぬ前に、また友達に会っておきたい、と常々申しておりました。

そして、迎えた今年のお正月。

娘が、『春に大学の課外授業で『”ヨーロッパの建築見学”というプログラムがあるので、ぜひ参加したい』と言い出しまして。
なんでも大学で教鞭を執るスペイン人の先生の引率で、先生の解説付きで、主要な建築物を見学できるらしい。
今時の大学生は、割と簡単に海外に行くんですね。
そのプログラムを途中で抜けるから、一緒にトリノへ行こう、とお祖母ちゃんを説得。

私も、昨年はだいぶん働いたので『年度末にまとまった休みが欲しい』と訴えたら、思いもかけずサクッといただけたので、この際だから、海外旅行未経験の虫太郎も連れて行ってあげよう、と太っ腹なお祖母ちゃんが援助してくれて、親子三代で行くことに。

気の毒ですが、相方のおじさんは今回、お留守番。

相方のおじさんは、旅行関係は本当に本職のツアーガイド並みに頼りになるので、そもそも方向音痴の私としては、大いに不安がありつつの旅行でございました。

まあね、行くって言ったってトリノしか行かないし。
お祖母ちゃんの健康が第一優先だから(なんてったって80歳だし)観光も、買い物もしない、とにかく三日間無事に過ごして帰ってこれれば成功、という心持ちでした。
そして、結論から言えば、

行って良かった。

ほんと、良かった。
そしてまた来年行くつもりで、準備中。
なので、ありました。

To be continue、、、、、



アムステルダムの空港のセキュリティ。
レントゲン写真?
機械の中に入って、両腕を上げたり下げたりします。
すぐ外に警備員さんが立っていて、『こうやるのよ〜』って感じに、一緒に腕を上げたり下げたりしてくれます。
私たちのすぐ後ろは、赤ちゃんを抱っこしたお母さんでしたが、赤ん坊も抱っこ紐から出され、お母さんがぶら下げて個別にスキャンしてました。