とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

Netfilixは英語のお勉強に役立つ!?


出典:snsdays.com


大雨の間、どこに行くこともできないのでNetfilixに入ることにしました。
それにしても、テレビが観られるようになってて良かったな。

月々1,200円のスタンダードプランです。
新しいテレビのリモコンには、NetfilixをはじめHuluやU-NEXTなどの動画配信サイトに繋がるボタンがついてたの。
ボタンを押すだけであっという間に入会できます。
ほんと、商売上手!!

英語のお勉強にNetfilixが良いらしいよ、と言うのは娘から聞いてました。
ネットの記事にも載っていたし。
Netfilixが、アマゾンやHuluと違うところは英語の字幕が出せるところ。
英語の映画やドラマを観るのは勉強になるけど、ちゃんと聴きとれているかどうか、日本語字幕では心許ないもの。
日本語字幕はストーリーを追うのには良いけど、意訳が多い。
時々は間違ってるしね。

さらにNetfilixは、日本語ドラマを英語字幕でみることができます。
日本語のこの表現は、英語でどう言うのだろう?と言うような時って、ありますよね。
そんな時に英語字幕が出てくれると、大変勉強になります。
これは、なかなかにすごい機能だと思います。

さしあたっては、軽めの連続ドラマあたりを観るところから始めることにしました。
あんまり色々詰め込みすぎて、それが負担になって続かないと、そっちの方が勿体無いし。

CSIや医療ドラマのような一話完結系のものがお勧めだそうです。
事件が起きて、登場人物たちがあれこれ推理して、裏付ける証拠を見つけて、あれこれあって解決。
ストーリー展開が単純でわかりやすい。
細かい会話のニュアンスについていけなくても、全体の話は理解できるところが、お勧め。
回を重ねるごとに、主要キャストへの愛着も湧いてきて、”推し”のキャストが出てきたら、それが続けて観るモチベーションにもなります。

あとは、コメディもの。
犯罪ものはどうしても被害者が出てくるし、死体だったり、血が飛び散ったり、暴力的なシーンだったりと、そう言うのが苦手な人にはとっつきにくい。
その点、コメディ安心して見られるし、概ねハッピーエンドです。
ただ、笑いのツボがわからないとちと辛いかな。

そんなわけで、始めは『フラーハウス』を観始めたのです。
20年ほど前にNHKで放送していた『フルハウス』の続編ですね。
当時の子役さんたちが成長して、アラフォーとなり前作を踏襲したホームコメディを繰り広げます。
懐かしいシーンや、懐かしい俳優さんたちが次々出てきてなかなかに楽しい。
新たな子役たちの成長も楽しみです。
でもね、やっぱりちょっと笑いのツボについていけなくて。。。。

ついで、見始めたのが『ミス・フィッシャーの殺人ミステリー』。
舞台は20世紀初頭、第一次世界大戦後10年くらい経ったオーストラリアです。
オーストラリアというと、クロコダイルダンディやリーサル・ウエポンのイメージですが、『ミス・フィッシャー』の舞台はお高くとまった上流階級の社会。
むしろ、本家のイギリスの上流階級を意識しすぎているような気がするくらい。
そして、ヒロインのミス・フィッシャーはお金持ちのお嬢様で、ヨーロッパ外遊から故郷に帰ってきたばかり。
第一話で、昔の友人の夫の殺人事件を解決したことから、私立探偵を始めることにします。
そこに、事件解決の過程でミス・フィッシャーに雇われることになったメイドのドットや、タクシー運転手のセスとバート、養女のジェーンが加わり、1話完結で様々な事件を解決していきます。

事件の依頼主は、主にミス・フィッシャーの知人である上流階級の人々。
時にはミス・フィッシャーが個人的に興味を持って、事件に首を突っ込んだり。
何しろお金持ちのお嬢様が暇つぶしに始めた探偵業なので、そこは営利目的にはやっておりません。
その辺り、シャーロック・ホームズ的です。
そしておしゃれなミス・フィッシャーは毎回、毎シーン、素敵な1920年代のファッションに身を包んで、颯爽と現れる。

変装もお好きみたいですけど、小汚い労働者階級の服なんて、多分お持ちでないのでしょうね、三階建てのビルの屋上に忍び込む時ですら、小洒落たパンツスーツ(一応全身黒)にハイヒール、という出で立ち。

そして、ミス・フィッシャーの事件捜査に欠かせないのが、南署の警部補ジャック・ロビンソン
オリジナルではCeef Inspectorと表記されていますので、警部の方がイメージなんですけど。
署内のシーンでも、彼より上の階級の人は外線電話でしか登場しなくて、分署所長的な存在みたいですし。
オーストラリアの警察階級制度は、違うのかもしれません。

余談ですが、警部コロンボの階級はLieutenantなので、本当は警部補コロンボなんだけど、”けいぶほ ころんぼ”だと語呂が悪いから”警部コロンボ”にしたそうなので、ロビンソンさんの階級も何か事情があるのかもしれません。

さて、こちらのロビンソン警部補。
真面目で仕事一筋。
少々頭は硬いものの、ミス・フィッシャーの推理の妥当性に納得すれば、素直に意見を聞くなど、なかなかに話せる男でもあります。
事件の度にミス・フィッシャーに首を突っ込まれ、迷惑そうにしながらも、ミス・フィッシャーの能力には一目置いています。
しかもミス・フィッシャーが首をつっこむ事件=ミス・フィッシャーのコネがないと解決できない事件、なもので、ブツブツ言いながらも協力することになります。

そしてロビンソン警部補の部下、コリンズ巡査。
ちょっとドジですが、憎めない好青年。

舞台はオーストラリアですが、あまりオーストラリア感を出してない。
暴力シーンも控えめで、どちらかというとアガサ・クリスティものっぽい。
ポワロシリーズの探偵役が、ミス・フィッシャーという感じです。
コリンズ巡査とドットの恋の行方や、養女となったジェーンの成長も気になるドラマ展開。

お気楽に見られて、英語も聞き取りやすい。
もちろん、セスやバートのような労働者階級の人たちの話す下町英語はほとんどわからないのですが、その分、ミス・フィッシャーの英語が聞き取りやすくて、意外と英語の勉強になる気がします。
ミス・フィッシャーの落ち着いた低めの声が、好み、だし。

Netfilixは他にもたくさん、オリジナル作品を出してますね。
一ヶ月1,200円の元を取るべく、せっせと観ている今日この頃なのでした。




ところで、Netfilixの語学勉強利用。
英語だけじゃなくて、中国語やフランス語、韓国語のドラマもあって、それぞれに利用できる。
そして何故かポルトガル語の字幕が選択できます。
英語以外の語学を始めたい人にも、おすすめです。