とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

欧米に寝たきり老人はいない〜を読んで

読売新聞の医療サイトにブログの連載をしていたお医者さん(ご夫婦)がその時の記事を書籍化したものです。

スウェーデンでは寝たきりの老人はいない』という話を聞いて興味を持った著者たちが、日本で終末期医療を行いながら、海外(特に欧米の事情を実際に見学に行ったり、インタヴューしたりしています。

さすが、現場で携わっているお医者さんだけに現実的。
海外の病院でも、ちゃんと実際に携わっている医師にインタヴューしてます。

そうして導かれた結論が、

せっかく平和でいい時代に生きたのだから、最期も良いものにしたいと思います。「終わり良ければすべて良し」という諺があるように、終わりは大切です。満足して人生を終えるためには、終末期医療のあり方を考える必要があります。
確かに、今日のように延命装置で何年も生き続けたり濃厚医療で苦しんで死んだりする責任は医療側にもあります。しかし、国民一人ひとりが、自分はどのように生きてどのように死を迎えたいのかを考えないことには、この問題は解決しません。

ということ。
そして、>>
満足のいく最期を迎えるために、高齢者の終末期医療のあり方について、一緒に考えていこうではありませんか。