The day after

さて、プチ家出してのその後。

たかが、友達を家に泊めてあげたくらいでキレるとか,
この奥さんの方がおかしいんじゃないの？
別に、いきなり夜中に連れ帰って料理作れ、って言ったわけじゃないし、朝ごはんだって要らないよ、って言ってあげたじゃん。
前の晩だって泊めてあげたんだしさ、ついでにもう一晩くらい、良くない？？
泊めた二人がエアコンがないと寝られなかったのは、予定外だったけど、奥さんが寝てるとこを、無理やり起こしてベッドの準備させたわけじゃないし。
まあ酔っ払ってたから、あちこち家具ぶつけちゃって、うるさかったかもしれないけどさ、それくらい良いよね？
（さらにはベッドもソファも、シーツも敷かず直に寝ていたので、酔っ払いのおっさん臭が染み付いてる可能性大なのだけれど、その罪の重さに奴らは一生気がつかないのだろうな）

などと、ひょっとして思っているかもしれない、相方のおじさんおよびそのお仲間一同のために、何か良い例えはないかと考えてました。

例えば、です。
うちのおじさんは、去年車を買いました。
ピカピカの新車です。
納車してまだ一年経ってないけど、洗車＆ワックスがけはもちろんのこと、年中、やれオイル交換だ、ほにゃらら検査だ、と整備工場に持って行っては、大事に乗っております。
その大事な大事なプリウス君をですね、もし私がある晩
『ママ友が車が無いって言ってるから、ちょっと貸してあげたわ〜』
と、勝手に承諾もなしに貸してしまってたとしたら、どうでしょう？
『大丈夫、鍵は私の合鍵渡してあるから。今夜中には返してくれると思うから、明日の出勤には間に合うんじゃない？』
とあっけらかんと言った上、言ってた時間には戻ってこなくてやきもきしていたら、
『ちょっと予定より遅くなったけど、今、こっちに向かってるって、良かったね〜。
あの子ちょっと時間にルーズでさ、ごめんねって。
お詫びに使った分のガソリン入れといてくれたって。
あ、いつもあなたが入れてるハイオクじゃなくてレギュラー入れたって言ってたけど、ガソリンに違いはないでしょ？
それとね、セルフで入れたから、ガソリンスタンド出る時、ちょっとぶつけ、、じゃなくて、こすっちゃったんだって。
でも、運転席から見えるとこじゃないから、気にしないでしょ？』
と、しれっとして言ったとしたら？

さすがに、これを本当に実行に移したりはしませんけど。

この場合の”大事な新車”を”私の朝のひととき”に置き換えてもらったら、私の怒りの理由もわかるんじゃないか？
などと考えていたら、なんだか冷静になってきてしまった。

つまらん。

怒りに任せて、すご〜く悪辣なことをしようと思っていたのに、所詮は平凡な一般市民です。
良識のある己が、なんか悔しい。

今朝になって、多少は反省の色を見せているおじさんには、家の窓拭き＆メインテナンスをお願いしました。
ちょうど、梅雨もあがりかけてますしね。
湿度の高い空気のおかげで窓ガラスの汚れも浮き上がって、まさに窓拭き日和です。
ついでに、窓枠に痛んでいるところがないかのチェックも、お願いね。
例年は、家族総出でするのですが、今回は私は金輪際手伝いません。
独りでしみじみと、反省しながらやっていただきましょう。
おじさんが窓をせっせと拭いている間、私は優雅にどこかのカフェでお茶でもしよう、と思ったけど、そもそもが引きこもりの性格ゆえ、小洒落たカフェなどに行っても、全然寛げないのは、わかっています。

仕方がないので、仏頂面してPCに向かってブログを綴っていたのでした。