とりあえず始めてみます老いじたく

ねんきん定期便をきっかけに老活してみることに

オン・コール


この週末はオンコールでした。
月に少なくとも2回は回ってきます。
何しろ、例のDr.面倒臭男が『僕ぁ、週末のオンコールをやる話は(就職の時に)聞いていないから』とかなんとか言ってやらないので。
そんなの、あたしだって聞いてないさっ。
と思う。
週末のオン・コールは、もともと院長がメインでやっていたのでした。
だけど、院長がまだそこまで復帰できてないし、誰かがやらなきゃ仕方ないじゃん、と思ってやってるだけだし。
もうこの件は、考えてるだけで気分が荒んでくるから、良いや。

さて、週末のオンコールはとりあえず市内にいれば良いので、というか、呼ばれたら速やかに対応できれば良いので、あとは自由に過ごして良い。
でも連絡が取れない時間があると良く無い(連絡してくる当番のスタッフが困る)ので、常に携帯を携帯しないといけない。

昔、病院に勤めてた頃は、受け持ちの患者さんがいれば、普通に二十四時間連絡待機してたみたいなものだったから、そう考えたら大して変わりはないのです。

そういえば、夏頃にきてた研修医君とオンコール担当したときのこと。
彼がファーストコールで、私はバックアップ係でした。
その朝、のんびり起きて『どら、朝ごはんでも作ろうかい』と冷蔵庫から卵を取り出してたら、呼び出しが鳴った。
連絡してくれた看護師さん曰く『研修医先生、連絡取れなくて、何度か呼び出したんですけど』とのこと。
普段の態度も真面目な研修医君でしたから、珍しいこともあるものだな、と思いました。
朝が早かったから、呼び出し音に気づかずに寝てるのかもしれません。
うちの子虫たちを見る限り、若者は朝が弱い。
朝に携帯鳴らして、奴らが出た試しがないもんね。
かつてはワタシも、非常に朝が弱かったものでしたから、そこはとやかく言わずに、代わりに対応しました。

翌日、研修医くんに『どうしたの〜?寝過ごした?』と聞いてみたら、申し訳なさそうに『実はシャワー浴びてました』と。
彼曰く、前日からいつ呼び出されても良いように、夕食もコンビニで買って済ませ、お風呂も我慢して、ずっと携帯をそばに置いていたそうです。
朝になって、流石に汗臭い気がしたし、ちょっとくらいは良いだろう、とシャワーを浴びていた、その時間に呼び出しがかかったらしい。
運悪くシャワー音が大きくて、携帯の呼び出し音が聞こえなかったそうです。
シャワーから出て、着信に気づいてかけ直した時にはすでに遅く、私が対応してしまっていたのでした。

どうせあと半年もすれば、うんざりするくらい携帯が鳴る日々が、このあと何年も続くのだから、最初の失敗くらい、気にしなくて良いよ。
と慰めてあげたけど、研修医の頃はオン・コールとか当直とか、本当に緊張したものでしたっけ。

とかなんとか、のんびりブログに書いていたら、なんとこのタイミングで呼び出しが、、、。

今から、出動してまいります。
( ̄^ ̄)ゞ